大阪アルマゲドン

試合結果 vs 7Over
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1234567 R
7Over 0000803 11
大阪アルマゲドン 1020000 3
日時2018年1月21日()  11時10分 〜 13時00分
種別
球場海老江グランド1
試合内容【敗戦投手】カズオ 1敗(1登板)
【本塁打】ヒロキ 2号(1回柵越えソロ)、3号(3回柵越えツーラン)

【MVP】 ヒロキ (2度目)
MVP得票数内約(ヒロキ 8票、カズオ 1票)

〔二塁打〕タカ(1回)
〔打点〕ヒロキ 3(1回、3回)


1試合目
この日は外野の要・Jiroと永遠のエース候補・ハマが病欠で来れなくて9人ギリギリでのスタートとなった。
冬の試合は人数に余裕を持って挑まないといけないと試合前から勉強になった。


先発は期待を込めての新入団・カズオ。
ハタから見てもカズオの好調具合が伺え、恐らくアルマゲドン打線ならタカ・ヒロキ・ユウタの1安打ずつの3安打完封負けするだろうなと思うくらいの球の走り。

なのに相手の1番打者から一切驚いた顔せず、淡々とスイングを決め込んでいく。まるでタイミングを調整するかのようにフルスイングをしてくる。

全員体格も良く、スイングの質も良く、1イニング投げ終えたところでカズオが「これ完投厳しいですね。相手のレベルが高すぎます」と通達してきた。
守ってる野手からしても、相手の打者の気迫が凄まじく投げてる投手からすればそれ以上に感じるものが強いだろうけどあくまでそのへんはカズオだけにしかわからない境地だったので、私は一言だけこう言った。「が ん ば れ」と。


相手Pは外国人の様な風貌で、投げ方はメッセンジャー。モノマネタイガースさんに即入団、即戦力になりそうなほどのそっくりさ。

ゆったりとしたフォームからゆったりとした球を投げ込む
先頭リックが間一髪でアウト、2番ミネがまさかの大飛球もアウト。
小気味いいピッチングにポンポンと抑えられ、3番ヒロキ。
「こういう球の打ち方、教えたるわ」と言わんばかりにすくい上げた打球はレフトのフェンスを越えて先制ホームラン。
初戦のフェニックス戦のように綺麗な弾道を描き第2号。

続くタカが高めの球をぶっ叩きショートとセンターの間に落ちるヒット。セカンドがベースに入っていなくがら空きの隙をつきタカが悠々と二塁へ。
この勢いのまま点差を広げたい続くバッターはなお。
「ヒットなら簡単に打てますよ」と豪語するからには期待したい場面だが、初球インコースの甘いスローボールをなにも考えずに振りクソみたいなショートフライを披露。


初回になにかを掴み、審判のクセを早めに見破ったキャッチャー・ユウタとアウトローへのストレートをバッチリと投げ込むカズオのコンビネーションで2回は完璧な内容で抑え、逆に裏も完璧に抑えられる


3回は四球を出すものの、2奪三振でまだまだイケるというピッチング。

その裏、ピッチングでノリノリの先頭カズオ。
某所で流行り(?)のサントス打ちにチャレンジするも失敗。
こういうチャレンジ精神になかなか踏み込めないアルマゲドンナインには貴重なチャレンジであり、カズオが貴重な存在になったことは間違いない。

二打席目になったリックが遅い球をしっかり待ってショートの横を抜ける渋いセンター前で出塁。

そして2番ミネ。
バットを持ったミネに誰も期待していない分、ミネの打席の時は全員が試合見ずに談笑しだすというお決まりの流れがこの打席でも発動。
だがやはり先ほどの打席でなにかを掴んだのか、オーバルを使用していたはずなのに「カキーン!!!」というひと昔前の金属音が鳴り響き、打球を見るとレフトフェンス手前でキャッチされる非常に惜しい当たり。
ベンチに戻ってきた時の顔はアウトなのになぜか満足気だったのが気にくわない。

そして先ほどの打席でホームランを放ったヒロキ。
「お前ら、俺のバッティングだけを見とけよ」と言わんばかりに同じような球をレフトスタンドへ叩き込む。
二打席連続弾を放ち、早くも第3号。
「今年だけで10は固いっすね」と豪語してたが、あながちウソではない結果となりそうで期待が膨らむ。

続くタカも恫喝まがいのフルスイングで相手をビビらせた結果の二打席連続となるヒットを放ち
またまたチームから「流れに乗れよと」言わんばかりの空気を出された中で打席にたつ、なお。
その初球、それまでスローボールで攻めてきてたメッセンジャーが、突然ストレートを投げ込んでくる。
「これは見せ球で、絶対スローボールで来る」と読んでいたなおの読み通り、スローボールで攻めてきたところを"ガツーン!"と心の中では決まったはずなのにあまりの非力さにまたまたクソみたいなフライアウト。


3点の援護をもらった4回表のカズオは先頭に安打を許し、続く打者をセンターフライに打ち取る。
ここでセンターのこうたろうが「一塁ランナーの足が速いし、ここは落としてランナーを入れ替えよう」という作戦に出たのか出てないのかわからないがランナーの入れ替えに成功。
それが功を奏したのか、最後の打者をショートゴロ二塁封殺でチェンジ。


5回表もこのままの流れでいきたいところだが、相手のスキのない強力打線の前に疲れが見え始めたカズオを7over 打線が捉え始める。
一度ついてしまった勢いを止めることができずにまさかの3被本塁打、8失点。
こればかりはバッテリーを1ミリも責めることができず、チーム全体としての気迫負け・弱さが出てしまった。


8点の大量点を取られ、なんとかコツコツ返していきたいアルマゲドン打線はカズオのショートのエラーを誘う出塁、ヒロキの三打席連続となるヒット、タカの粘り勝ちな四球で二死満塁とまたとないチャンスにここまでいいところのない5番なお。
初球の外への球に力負けしてファール、高めのボール球に手を出してファール、そして最後は完全に読み負けたインコースへのカーブに気のないスイングを決めてあっさりと三振。
「ランナーのいる場面では2ストライクになったらなんとしても当てて行かないと」「三振だけはやったらあかん」
と試合前に口酸っぱく言ってた張本人がまさかの「できない人」だったことに腹を立てたヒロキが
「あ、もしかして体験の方ですか?」
というキツい言葉。

その後の守備で帽子を深く被り、ショートの後方に水たまりを作るほどの涙を流したとか流していないとか。


先ほどの回に8失点浴びたカズオだが、この回はしっかりと持ち直した。
2死目のセカンド・リックの背走キャッチは不死鳥...いや、まさしくフェニックスのように美しかった。

6回はユウタの4試合連続ヒットとなる出塁もゼロに抑えられる。


7回表、こちらの最終兵器であるタカを投入。
少し荒れたものの、球の勢いはバッチリ。なのにむこうのベンチは「練習にちょうどええで!」と余裕。
その余裕さを見せた通り、グランドが海老江とはいえ詰まってレフトスタンドへ持っていく。
「あのピッチャーは筋肉の動きが、、、」とか「変化球は、、、」とか冷静に分析をしてきて、一体この人たちはなんなんだ、なぜ自称1.0なんだと怖くなった。
スリーランを打たれたものの、しっかり後続を切ったタカはこれからも期待できる球威ではあったので、2/4の先発に期待したい。


スカイカップのレベルを知りたくて組んだ練習試合なだけに、今日の7overさんレベルのチームばかりだと恐らくこちらの気力が持たないのでこのまま棄権もありえると言えるくらい強かった、、、

強いチームと対戦して思ったのが、打ち損じが少ないということ。
やはり自分たちの打撃もそうだけど、自分たちレベルのチームの打ち損じというのは大概引っ張ってアウト。特にぼてぼてのサードゴロが多くなるのだが、
7overさんに至ってはサードゴロがたった2つ。しかも両方とも芯で捉えた強いゴロ。
あとは対応できるまでしっかり自分のスイングして、甘いところをきっちりとセンター方向へ持っていくというチーム全員の方針なのかわからないけど徹底さがすごく怖かった。

ピッチャーカズオがいい投球をしてた分、守備がしっかり締まった試合となったのはプラス要素ではある。
前述のリックの背走キャッチ、ライトミネも正面の打球ながらまさかのフライをキャッチ、
そしてなによりショートセッキーがとても安定していた。後ろのフライを冷静にキャッチし、ピンチの場面のショートゴロも落ち着いたワンバン送球。
この安定感は是非今後もショートを守ってほしいと思える存在となった。


試合後、5番なおが3回もランナーいながら自身でイニングを終えたことについてミネッシュ監督は
「あの不甲斐ない結果を見ると今後試合で使うことも難しい。リーグ戦を前に戦力外通告もありえる。温情など一切抜きで、次戦次第では切り捨てる」
と厳しいコメントを残した。


この結果を聞いた前試合3三振でこの日欠場していたハセやんは、不気味な笑みを浮かべながら岡山へと旅立っていった。ストロング・ゼロを片手に...

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打者成績 凡例...
打順守備選手名1234567















1助っ人遊ゴ中安●二ゴ三ゴ4 4 1 1 1
2ミネ左飛左飛投ゴ三振4 4
3家田左本①●左本②●中安三ゴ4 4 3 2 3
4髙田中二右安四球3 2 2
5藤原遊飛左飛三振3 3
6岡田二ゴ四球中安3 2 1
7関口投飛投併二ゴ3 3
8遊ゴ三振遊ゴ3 3 3
9カズオ一飛遊失遊ゴ3 3
合計 30 28 7 3 3 0 3 1
投手成績
投手名 投球回数



















カズオ6回0/38831530938400
髙田1回0/3337020312100