大阪アルマゲドン

試合結果 vs クロスドッグス
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123456 R
クロスドッグス 601001 8
大阪アルマゲドン 000021 3
日時2018年2月18日()  11時10分 〜 13時00分
種別 SKYCUP エンジョイリーグ
球場海老江グランド2
試合内容【敗戦投手】ハマ 1敗(2登板)
【MVP】ミネ 2回目
MVP得票数内約(ミネ11票、ヒロキ3票)


〔二塁打〕ヒロキ(5回)
〔打点〕ヒロキ 2(5回)、リック(6回)
〔盗塁〕ヒロキ(1回) 、ユウタ(6回)


『ハマ、海老江に死す!』


守備位置や打順はもうある程度早い段階から決まっていたが、先発投手を誰かにするかでギリギリまで悩んだ。


ここのところ調子がいいくろちゃんを投げさせるか...いや、くろちゃんはリリーフ待機だな
安定して試合作れるミネを投げさせるか...いや、中盤で試合が壊れた時に立て直すピッチャーがいなくなる

それなら久しぶりに来るハマに賭けてみよう。と思い切った起用
個人練で投げ込んだりしていた(と聞く)し、
先発を告げた時も「今日はパワプロで言うところのピンクマークです!」と意気込んでいたし、
2イニング...いや、せめて1イニングを2失点以内に抑えてくれたら...


と願いながら、ついに試合が始まる。


だかその願いは脆くも崩れ去る。

投球練習の時点で"良い時のハマ"とは遠くかけ離れた投球。
もうこの時点で願うのは「頼むから早打ちで打ち損じてくれ」としか思わなかった


《1回表》
先頭打者。ボール一球のあと、高めのボール球に手を出してくれてサードゴロに打ち取る。
このままストライクを投げ込んでくれればいいものの、2番打者にはボール4つで四球。
3番にも四球を出し、盗塁を絡められて一死二、三塁。

この危険な状況で4番。
3球目をセンターに持っていかれるも、センター・カズオが落ち着いてナイスキャッチ。キャッチのあとにホームへワンバンストライク送球。三塁ランナーもあまりのナイス送球にタッチアップは自重。
このプレーで流れが戻る

ことはなく、相手の体格のいい5番打者にサード強襲を打たれてタイムリー
その後はヒット、四球、四球となったところで交代を告げにいこうとしたらすでにキャッチャー・ユウタが「チェンジ」のサインを出していた
あの優しいユウタを怒らすなんて大したもんっすよ。

「何イニングでもいきますよ」「パワプロで言う絶好調すよ」と言ってたハマもベンチに戻ってきたときには顔面蒼白で口を開けることはなかった。
これにてハマ劇場は幕を閉じた。


変わったくろちゃんも先頭に死球、四球と流れを変えることはできずもなんとか1イニング終了。

6点というあまりに重すぎる点数。
キャプテン・くぎみぃの声出しで「1点ずつ返せば逆転できる」という言葉を信じ攻撃に入る


《1回裏》
1番ヒロキが死球で出て、盗塁をきっちり決める。
3番ユウタも四球で出塁し、4番タカ。
一、二塁間へ強烈な打球を放つも相手セカンドが落ち着いて処理して結果進塁打止まり。
ランナー二、三塁のチャンスも相手のバッテリーは落ち着いていて5番リックは惜しくも三振。

一回の時点で明暗がはっきり分かれた。
どちらも四球死球の流れながら、こちらは結局ストライクを取れずテンポを悪くしての6失点。
かたや相手はランナー埋まったピンチながらもテンポは良いままで守備のリズムも作れ、しっかりストライクを取って三振を奪う。

ピッチャーの差が顕著に出てしまった。
これが何年もやってるチームと、出来て5ヶ月のチーム差なんだなという怖さを知った。


《2回表》
引き続きくろちゃんは先頭をサードゴロに。サード・ガリーが慌てて掴めずもその後は落ち着いてきっちりアウトに。
続く5番には滞空時間のとても長いレフトフライに打ち取り、レフト・タカがきっちりキャッチ。
硬球の打球やでってJiroが言ってたけどほんとそれくらい恐ろしい打球だった。

二死となったところでやはりうまくいかないのか、4球で四球を与える。
続くバッターにはフルカウントからライトにしぶとく運ばれて、ランナーがホームを狙おうとするがライト・Jiroが低い送球でホームへ返し、初回のカズオのプレーに続きまたもやランナーをホームへ走らせないという記録に残らないナイスプレー。

ランナー二、三塁となったところで、8番打者への3球目に暴投をするもキャッチャー・ユウタが素早く対応し、カバーに入ったピッチャー・くろちゃんに送ってホームに突っ込んできたランナーをアウトに。
ヒヤヒヤながらも0点に抑えた。


《2回裏》
先頭、キャプテンくぎみぃがバットの変なところに当たったかのようなセカンド前のフライを打ち上げるも相手セカンドは落ち着いてキャッチ
続くセッキーもセンター正面ながらもいい当たりを飛ばす
ガリーは意地の全力疾走でショートへの内野安打を勝ち取る
ワイルドピッチで二塁まで行って得点圏のチャンスに今日彼女がきて張り切ってるJiro
しかし相手の配球にクルクルと三振してしまう

そのタイミングは彼女が見ていなかったのでJiroにとってはラッキーだったに違いない


《3回表》
8番バッターにうまく合わされセカンドの後ろにポトリと落ちるヒット。
も、ここは牽制で刺して一死。
9番バッターをピッチャーゴロに打ち取りこのまま行きたいものの、1番バッターに追い込んでおきながら死球。
続く2番にセンターに運ばれるも、再びカズオのナイス返球でランナーを挟むも、挟殺ミスで1点を献上。
続くバッターはピッチャーの選手。そのバッターの足首に当ててしまい、少しピリっとしたムードに。結局四球で歩かせてしまうも、1イニングで2死球はチーム全体の責任なので、この場ではありますがクロスドックスさんに謝らせていただきます。すいませんでした。

そして再び恐怖の5番。
またもやレフトへ大飛球を放たれるもタカがキャッチしなんとか1点で逃げ切る。


《3回裏》
このチームで初めての代打、こうたろうが打席に向かうも三球三振。

そしてラストバッター・カズオの時に相手ピッチャーが突然ギアチェンジ。
腕を振る音が聞こえるほどの投球で今までとは違うストレートを投げ込む。
先ほどのカズオの猛返球へのお返しか。
追い込んだあと、最後にここまで見せてなかった鋭く落ちるフォークボールで三振。
これがリーグの力なのかととても恐怖を感じた。


《4回表》
この回からピッチャーが監督・ミネに交代。
先頭をサードゴロに打ち取り、
続く打者はレフト線深くにヒットを打たれる。これは余裕で二塁打だな、、、と思った瞬間に、レフト・タカのまさしくレーザービームといえるライナーストライク送球で完全アウトのタイミングも、主審の位置取りが悪かったのかノータッチ判定の"セーフ"に。
タカキャノンは不発に終わったが、ライト・Jiroはまたもこれに興奮して絶頂に至ったとか。

二死ランナー二、三塁として、9番打者をポンポンとストライク二球で追い込み、最後はアウトコース低めギリギリを突くスローボールで見逃し三振。
外を広く取る主審の特徴を生かしたユウタのナイスリードで無失点で乗り切る。

《4回裏》
先頭はいまナイスピッチで帰ってきたばかりの監督・ミネ(.042)。
ここまで快心の当たりが一本もなく、わずか1安打に抑えられてたアルマゲドン打線なので、ミネ(.042)に期待を一切持たずにいたが、3球目を綺麗に振り抜いてレフト前に運ぶヒット。

まさかのミネ(.080)のヒットに勢いづくベンチ。
こうたろう曰く「昨日嫁抱いてますわ」


続く3番ユウタはセーフティの構えを見せたり、相手を揺さぶりながらフルカウントまで粘り2打席連続となる四球をもらう。

4番はタカ。初球を見逃し、2球目を高く打ち上げる。
ショートへのフライだったが、この日は風があり流されて流されてショートの少し後ろにぽとりと落ちてオールセーフの無死満塁。インフィールドフライを宣告されなかったのが不幸中の幸い。

5番リックは初球をセカンドゴロに。
相手セカンドは恐らく「この点差やし無理してホーム投げる必要ないわ」という感じで一度ホームを向いてからファーストに送ろうとしたが、サードランナー・ミネ(.080)の足がとてつもなく遅くそれだけセカンドが考えてる中でもまだ塁間の半分も進んでいないのをみて、ファースト送球の態勢から再びホームへ送りフォースアウト。
その時点でようやく塁間半分を過ぎたぐらいだった。

その後も続くことができず、無死満塁で0点。


《5回表》
先ほどの回、そして自分のバットでヒットを放ち気分がいいミネだったが、1番バッターに初球をセンター前に弾かれる。

2番バッターのときに、ランナーが盗塁を試みるもキャッチャー・ユウタがきっちりとワンバン送球で刺殺。
チーム初の盗塁刺殺。

なのに2番打者に先ほどと全く同じようなセンター前を打たれて再びピンチ。
二死一、二塁としたとこで5番打者。
大きいファールを打たれて、さすがに失点を覚悟したが先ほどの回と同じく、
アウトコースギリギリをつくスローボールで見逃し三振を奪う。
強打者から見逃し三振を奪って気合が入ったのかマウンド上でガッツポーズをしてなにか言葉を発した。

別に電車が通っていたわけでも周りがうるさかったわけでもないが、一切声が聞こえなかったサイレント雄叫び。


《5回裏》
相手ピッチャーも変わり、二死ランナー無しとなったところでバッター・こうたろう。

この日の主審がなぜか彼女を連れてきて、しかも試合中にも彼女と談笑している姿を見て激しく嫉妬していたこうたろうは燃えていた。

「このままでは終わられへんのや!」
という気持ちとともに振り抜いた打球は、レフト前に飛んで行った。

続くカズオの打席時にヒロキが「このピッチャーならいけるからなんとか回ってきてほしい」の願いが通じたのか、カズオが四球をしっかり選びランナー一、二塁という恐らく最後のチャンス。

そしてその初球____
この手のピッチャーからはお得意のバッティングでこの試合初の長打で2点をなんとか返す。


そして先ほどヒットを放った監督・ミネだったが、この日ベンチで干されていた代表・なおを見かねて
「おい、この点差やし、最後思い出代打出したるわ」
とようやく試合出場。

スランプ&このところの打撃の悪さを見かねてベンチに干していたが、最後くらいは打たしてやろうという監督の温情が光った。

この日出ることは考えていなかったので、全く準備運動もしなかった分、
初球、これ以上ないという美味しいボールに手を出すこともできずストライク。
そして、追い込まれてから高めの球を打ち上げてフライを上げるという、とても代表とは思えない成績に監督・ミネが
「もう次の試合は引退試合用意したるから、ほんまに去ってくれ」と辛辣なコメント。


《6回表》
ピッチャーがガリーに交代。
最後は相手が簡単にこの回を終わらせないぞと6番打者が三振ながらも8球粘る。
7番はセンター前に運んで、8番打者も三振ながら7球粘る。
これに根負けしてしまったガリーは9番打者に4球で四球をだす。
1番打者に回ったところでまたもやセンター前に運ばれて一点追加。
最後の打者は三振に取り一点止まり。


《6回裏》
3番ユウタが、ショートゴロを打つが諦めない姿勢で相手のエラーを誘い、すかさず盗塁。
ユウタはこの日3出塁で、3打席で15球相手に投げさす。
好球がくるまでしっかり粘って最後まで粘り負けない打席のスタイルはこのチームの鑑。

タカも一打席目に続き、進塁打となるファーストゴロ。

5番リックは4球目、サードゴロを打つ。そして試合前のミーティングで言っていた「インパクトゴー」を見事に体現したユウタのスタートに相手サードが焦り得点へと繋がった。
リックも打ち損じだったとは思うが、あの場面でゴロを打てばなにか起きるというのを見せてくれたので打球はどうあれ結果としては大仕事をしてくれたと思う。

続くくぎみぃが四球を選んだところでタイムアウトとなり試合終了。



試合前に「ピッチャー全員投げる気でいてくれ」とは伝えたが、
実はこの日はタカとカズオの登板は1ミリも考えていなかった。

タカとカズオが投げれば勝率はグンと上がるが、チームとして「頼りすぎる」ということはまだしたくないと考えた首脳陣は初戦をこの2人抜きでなんとか勝ちたい。勝てないにしても接戦であれば...と願ったが、結果としてはやはり投手力の差で負けた。


1回のハマの後も、野球経験の浅い自称"素人"のくろちゃんで行かせるよりかはゲームを持ち直せるミネを登板させればまだなにかあったかもしれないが、
タカとカズオを温存させるとなれば、そのあとの投手がいなくなってしまうと考えたときにその判断ができなかった首脳陣の若さが出てしまった。

ミネが立て直してから、くろちゃんに任せればなにかあったかもしれない。
たらればを言い出したらキリがないが、この試合に関しては最終的には"完全なる采配ミス"に尽きる。


リーグへの甘さと、怖さを思いしれた初戦となった。反省のみでした。



試合終了後、ハマがガリーに「ナイスピッチングでしたよ、リックさん」と告げたときに
ガリーが「ぼくはガリーですよ。この前もリックさんと間違えてましたよね?3回目ですよ」
と温厚で有名なガリーをキレさせてしまい、
ハマはそのままガリーに連れ回され暗闇へと消えていった



それ以降、ハマの姿を見ることはなかった

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打者成績 凡例...
打順守備選手名123456















1家田死球s三振左二②3 2 1 2 1
2黒川三振1 1
2ミネ左安1 1 1
2藤原三飛1 1
3岡田四球四球遊失s3 1 1
4髙田二ゴ遊安一ゴ3 3 1
5助っ人三振二ゴ三失①3 3 1
6釘宮二飛投飛四球3 2
7関口中飛投ゴ2 2
8奥田遊内投ゴ2 2 1
9永井三振三ゴ2 2
10ハマ
10三振左安2 2 1
11カズオ三振四球2 1
合計 28 23 5 0 3 2
投手成績
投手名 投球回数



















ハマ0回2/3249040102600
黒川2回1/30315032405400 
ミネ2回0/30010200402800 
奥田1回0/3116310203100