厚木Rats

試合結果 vs 湘南トランス
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12345678 R
厚木Rats 20100030 6
湘南トランス 00010003 4
日時2010年11月6日()  11時30分 〜 13時30分
種別
球場相模三川公園
試合内容今期第21試合目は、本拠地・相模三川公園でのゲーム。相手の湘南トランスさんとは3度目の対戦で、通算1勝1敗。この日の先発は、Rats入団後初勝利を目指す内田。受けるキャッチャーは雨宮の小鮎バッテリー。この日は、俺が前回試合後から温めていたアイディアである『シフトの極端化』をチーム方針として徹底してもらった。

☆目標☆
守り勝つ!!

1回表。先攻のRatsは、1死から宮戸がレフトへ2塁打を放ち、内田がピッチャー左へセーフティバント・盗塁で繋いで2,3塁のチャンスを作ると、4番・秀島がセンターへ2点タイムリーを弾き返し、幸先良く先制する。
1回裏。久しぶりの先発となった内田だが、この日は試合前からの好調をキープ。今後のために、今まであまり使っていなかった変化球も強気に練習していこうという打ち合わせをしていたが、1順目は相手打線が内田の速球に合っていなかったので、2,3順目以降も考えて、まずはストレートで押すピッチングを展開する。その初回、2奪三振を含む三者凡退に切って取るナイスピッチング。
2回表。この回は三者凡退。
2回裏。1死からセンター前に落ちるヒット,2死から四球を与えるが、後続を断ち無失点。
3回表。2死から内田が死球で出ると、秀島が左中間を破る2塁打を放ち、内田が俊足を活かし長駆ホームイン。1点を追加する。
3回裏。内田は1死を取った後に制球が乱れ、3連続四球で満塁のピンチを招いてしまうが、次打者のサードゴロを本塁フォースアウトで2死,次々打者の打球を左中間寄りにシフトチェンジしていたレフト・仁藤が掴んで3死。何とかこの回も無失点で凌ぐ。
4回表。先頭の山本が三遊間への当たりを激走して内野安打をもぎ取ると、続く鈴木貴の打球が相手ミスを誘う。1死1,2塁から、雨宮のバントが1塁線ギリギリを転がり続ける神懸かり的なセーフティとなり、初回の内田に続いて『バントの小鮎』を体現しチャンスを広げる。しかし、この回は惜しくも得点ならず。
4回裏。1死から四球を与え、2つのワイルドピッチで3塁まで進まれると、直後にレフト前タイムリーを浴び、1点を返される。なおもエラーでピンチを広げるが、落ち着いて打ち取り追加点は与えない。
5回表。先頭の内田が四球で出塁・盗塁するが、残念ながら無得点。
5回裏。1死からショートへの内野安打で出塁されるが、ファースト・宮戸の好守もあり無失点。
6回表。この回は三者凡退。
6回裏。相手下位打線を寄せ付けず三者凡退に切って取り、試合は3-1のRatsリードで最終回へ。
7回表。1死から宮戸が低めの球を掬い上げてショート頭上を破るヒットを放つと、ワイルドピッチで2塁へ。続く内田のセンター前ヒットで待望の追加点を挙げると、この回2つ目のワイルドピッチで更にチャンスを迎える。そしてトドメは4番・秀島の左中間突破のランニング2ラン。好判断でホームまで帰る今期第2号本塁打。雨宮・向峠と共に、ホームランダービートップタイとなるダメ押し打で、いよいよ試合は大詰めを迎える。
7回裏。1死からセンター正面へのライナーを井上が惜しくも弾いて出塁を許し、2死からエラーでピンチを招くが、最後はサードゴロに打ち取る。時間が余ったので、8回も続行。
8回表。相手は本格速球派投手に交代。1死から井上が四球で出塁・2盗するが、3盗後に勢い余って飛び出し、アウトになってしまう。結果的にこの回3人で攻撃終了。
8回裏。これまでまだ登板していなかった仁藤が、入団後初マウンドへ。1死から3塁線を破る2塁打を浴び、続いて2つの四球で満塁とされるが、次打者をピッチャーゴロ本塁フォースアウト。更に併殺を狙いに行った送球がライト方向に逸れる間に3者に生還されてしまうが、次打者を打ち取りゲームセット。

この日は、試合前からの目標であった『守り勝つ野球』を見事達成したナイスゲームだった。
その立役者となった内田は、7回を投げ被安打3,与四球5,奪三振6の1失点と好投し、待望のRats入団後初勝利。2番手の仁藤も、初登板でセーブを挙げた。ところで、何故みんなにピッチャーをやってもらいたかったかと言うと、戦力の底上げも狙いだけど、マウンド上だけでしか分からない独特の空気を体験してもらいたいからです。野球はハッキリ言って非常に難しいスポーツで、野手は10回に3回打てれば一流と言われるくらいだし、投手もただでさえ小さなストライクゾーンに入れるのは当然として、細かな出し入れが要求されます。だから、実は打撃には正解が無いし、投球もいくら練習しても辿り着けない境地があります。まぁこの辺の内容は久しぶりにコラムに書いてみようかな。
野手では、宮戸の好調キープ,内田の本領発揮以上に、Ratsの主砲・秀島の完全復調が大きい。この試合で、本塁打・打点でトップに並び、首位打者も視界に捉えてきた。昨年は惜しくもならなかった三冠王を目指して、突き進んでいってもらいたい。
いよいよシーズンも終盤に入ってきたので、ここからはみんな具体的な目標を持って、そこを大きなモチベーションとしてやってみて下さい。俺の場合は、まず第一にチームの2桁勝利を達成してみせます。あと個人的に、打率.450以上打って去年を越える事と、防御率1点台をキープする事を目標とします。今年もあと少し…頑張ろう!!

打者成績 凡例...
打順守備選手名12345678















1仁藤 将輝三振三ゴ遊ゴ三ゴ4 4
2宮戸 和哉左二●左飛捕飛左安●s4 4 2 2 1
3内田 和憲投バ●s死球●四球s中安①●s4 2 2 3 1 3
4秀島 啓中安②左二①左飛中本②●4 4 3 1 5
5小川 聡三振三振遊飛遊飛4 4
6山本 晃裕三ゴ遊安三ゴ二飛4 4 1
7鈴木 貴裕左飛投安三ゴ三振4 4 1
8井上 央貴三振左飛左飛四球sx4 3 1
9雨宮 俊捕飛一バ捕飛三飛4 4 1
合計 36 33 10 6 6 5
投手成績
投手名 投球回数



















内田 和憲7回0/311065030000
仁藤 将輝1回0/303002010000