試合結果 vs KI-ROCKIES
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123456 R
KI-ROCKIES 012201 6
大阪ダイナマイツ 30111x 6
日時2022年8月27日()  13時00分 〜 15時00分
グループ
種別 熱戦!最後の1球まで
球場住吉公園
試合内容O2リーグルールにより時間切れの6回表1死まで有効

【だいすぽ(前書き)】

この日の熱戦は是非記事にしたい、と思う編集部ではあったが、中々記事に
するのは大変だと、時間切れによる御蔵入り、、、という文字が頭に浮かんでいたらしい。

しかし読者からのこの日の試合への応援メッセージがLINEに届き編集部は焦った。
「まだ、読者は忘れていないぞ」
「お蔵入りは難しい、、、」


【だいすぽ】

今日の先発は、角北選手。打順も4番とチームの期待を背負っての登板です。

初回の立ち上がり、先頭打者から三振を奪うと、四球を出すものの後続を
打ち取り落ち着いた上々の立ち上がりです。

【こぼれ話①】
この日のダイナマイツ、メンバー10人平均年齢が50歳を超えていることが
編集部の取材でわかった。この暑さの中、1試合全うできるのか?

1回裏
 この日の一番打者は思いっきりの良さを買われた木田選手。追い込まれるものの
 変化球に見事にあわせてセンター前へ技ありのヒット!先頭打者の仕事を果たします。
 その後、植田選手、角北選手の連続四死球で1死満塁のチャンスをつかみ迎える打者は
 薮田選手!
 打ち返した打球はセンターへのクリーンヒット!2者が生還し先制します。
 次の堤選手のレフトへの犠飛でしっかりと追加点を奪い試合の主導権を握ることに成功!

 こんな試合ができるなんて、ダイナマイツじゃないみたい。。。

【こぼれ話②】
初回から「盗塁禁止」になったダイナマイツ。相手が盗塁禁止になることには慣れているが
自らが禁止になることに慣れておらず事態の把握がかなりおくれたらしい。


2回表と裏
 先制されたロッキーズさん、先頭がしっかりとヒットで出塁、盗塁からのタイムリー2塁打で
あっさり「盗塁OK」になる。しかし、タイムリー後の1死2塁のピンチは、角北選手が落ち着いた
投球で後続をたち味方打線による追加点を期待したが、、、ダブルプレーもあって3人で3回表へ

3回表
 流れが相手に行きだしたか、と感じるところであったが、しかし、あっさり2者を打ち取り
 悪い流れを断ち切った!?

 と思ったが、、、
 2死からランナーを許してしまい、続いて、

「パッコーン」

と音がしたと思えば、ボールが綺麗な放物線を描いてライトフェンスの向こう側へ
(ボールはどこにいったのかしらん!?)

無念同点じゃあ。。。

3回裏
 見事なHRを見せつけられたあとの攻撃、奮起むなしくもあっさり2アウトと
なってしまいます。ここで迎えるのは今日4番の角北選手。

「パッコーン」

「お~~」

センター方向に大きな打球!!センター背走も打球はその頭も超えて2塁打!!
フェンスオーバーとはいきませんがこちらの4番も相手に負けていません。
(年の差を考慮したら十分勝ってる! ← え~!?)

チャンスで迎えるは先制打放った薮田選手。しかし、無念にも打球はサード前のゴロ

「あ~~(泣)」

「お~~(嬉)」

ダイナマイツベンチの声が「あ」から「お」へ。これは、サードの送球がエラーとなり、
セカンドランナー角北選手が、この機に本塁へ突入!!

「え~~(驚)」

「戻って戻って!、走って走って!(汗)」


解説しよう!

え~~ = サードの前あたりが凹んだ感じになっていたところに足をとられて
     転んでしまった角北選手に、ダイナマイツベンチから思わず出た「音」

戻って戻って!、走って走って!
   = 転んでしまい、この間に相手の返球がかえってきた。そして三本間に
     挟まれた不運な角北選手にエール!?をおくろうとするダイナマイツ
     ベンチからの「音」

そんなこんなで盛り上がる住吉公園野球場。しかし、結末は意外な結果に、、、
タッチアウトになるであったろう最後の送球が相手グローブに収まらず
角北選手無事生還!1点を勝ち越すことに成功したダイナマイツであった。
野球の神様っているんだなあ~、と思わずにいられない(笑)


4回表
 先頭打者がヒットで出塁、盗塁、次打者が四球を選び、無死1,2塁のピンチ!
その後2者を落ち着いて内野フライで打ち取り2死1,2塁となったところで
更にヒットが出て2死満塁!!!
相手も簡単には諦めない粘りの攻撃が続く。。。

緊張の場面、次の打者の打球はセンター方向へゴロ。懸命に腕を伸ばし捕球を
試みた角北選手のグラブにかすり、ボールはセカンド前へ

これをとってトスをすればスリーアウトだ!(とベンチで思った)
セカンド岡崎選手も打球に反応している!ヨシ!!(とベンチで思った)

 ボールをとって、
 ついでに足もとられて、
 回転レシーブ風に地面に着地して(転んで)、
 なんとかセカンドベースに投げてみたら、

無情にも送球のボールはライト方向に転々と、、、(キャーー-)

無念、、、2者が還って4対5に。再逆転されたのである。

4回裏
 逆転を許したダイナマイツの攻撃は、金澤選手。四球を選び、すかさず
 盗塁し、無死2塁。先頭打者の仕事をしっかりこなします。続く、浦選手
 のレフト前ヒットで無死1、3塁の大チャンスを演出します。

 しかし、後続2者が凡退し2死2,3塁となったところで、木田選手が打席へ

 そして、レフトへのタイムリーヒットは放って同点!!!
 この男、乗っています! ベンチは大盛り上がり(嬉)
 年に一度の軌跡か?すばらしい粘りですなあ。

5回表
 (ダイナマイツが)取ったら、(相手に)取り返される、しかも
 多めに、という展開になれてしまったいるダイナマイツ。心配された回では
 あったが、
 角北選手、落ち着いた投球をみせます。先頭を三振にとり、その後ヒット
 (あのごっついHRを打った人)を許しますが、後続でダブルプレーにとり
 結果、3人で5回表を終了。
 疲れがある中、この回の0点は流れを、ぐっと引き寄せる投球でした。


【こぼれ話③】
乗ってる男、1番ライト、木田選手。オーダー発表時、監督が名前を思い出せず
詰まったことを根に持ち、発奮したことによる活躍だった、という投書が編集部
に寄せられている。

しかし、その後のメンバー発表でも多くの選手名(金澤選手を含む)を思い出せず
詰まったことから、暑さによるものか、または、加齢によるものではないかと編集部
では分析しているようだ

※監督のメンバー表には背番号のみ記載されれていたため、選手名を思い出す必要
 があったらしい


最終回の攻防(5回裏、6回表)

 最後の攻撃、先頭の植田選手が四球で出塁し、盗塁をしかけるも、刺殺死、(ガクっ)
 しかし続く角北選手も四球を選び、5番薮田選手がレフト前ヒットで1死1,2塁
 とし、さらに堤選手も四球を選び、1死満塁!!

 ビッグチャ~~ス!

 ここで迎えるは金澤選手。。。
 きっちりとサードへのインフィールドフライを打ち上げる、(ガクっ)
 簡単にはヒーローにはなれない野球の難しさを味わうのであった。

 しかし、続く浦選手が値千金の押し出し四球を選び勝ち越しに成功し、
 ベンチはやんや、やんやのお祭り騒ぎ!!

 6回表の守備に続く、、、、

6回表
 残り時間わずか、、、勝利は目の前!?、、
 先頭を四球で出塁、盗塁を許し無死2塁のピンチで、審判から「ラストバッター」の
 コール。。。

 両チーム動く。ダイナマイツ、タイムをとってマウンドに集まり

 「とったら全部ホーム」
 「ランナーに惑わされずまずはバッターに集中」

 などと確認完了。相手もコーチャーとランナーと打ち合わせ。
 状況構わずホーム突入を確認したのは間違いない!

 緊張の場面
 運命の1球
 角北投手が渾身の投球! 打った!
 ボールはセンター前の飛球。。。

 「落ちる」(><)

 センター植田選手、前進し落ちた打球をとって懸命のバックーホーム。。。
 
 「わー--」 相手ベンチは、やんや、やんやの大盛り上がり。。

 ダイナマイツ無念、レーザービームならず、、、

 8月最後の試合、内容の濃い、悔しくて、楽しい試合は引き分けで
 幕を閉じたのであった。


【だいすぽこぼれ話④】
 ラストバッターのコールで、あえて四球にすれば勝利の場面。試合後
 「お互い週末に集まって草野球を楽しみにきてるのに勝負しないって、
  そんなしょうもない野球したくないよね」
 という声を耳にした監督は、心の中で大喜びしていたらしい。


【だいすぽこぼれ話⑤】
 (こぼれ話④の続き)あの最後の場面の投手が角北選手で良かったと。
 コントロールが安定した投手だからこその同点劇ではないかと。暑さの
 中、粘投で一人で投げていた中でも最後はしっかり投げ切ってくれました。
 もちろん結果は残念だが、いい試合となったことは間違いない!
 勝負したくてもストライクが入らず四球になっちゃうこともあるから
 な~と感慨にふける監督であった


【だいすぽこぼれ話⑥】
 今日の対戦相手ロッキーズさんには、監督がと親愛と尊敬の念をもって
 【御大(おんたい)】とお呼びするリーグ最年長選手がいる。この日も、
 とんぼを持ってグランドを整備してくれている姿をお見かけした。
 来年はほっともっとで投げる雄姿を見たいものだと、と思うのであった。。


<編集後記>
 連載にしたら楽に書けるかも、、甘かった。逆にすごい長編になってしまった。
 これでは、2005年の優勝を報じたダイスポの紙面量と変わらんではないか!
 判断が甘かった。。。

打者成績 凡例...
打順守備選手名12345















1M.Kida 中安三ゴ左安①3 3 2 1
2S.Ogata 遊ゴ●三振三振3 3 1
3H.Ueda 四球●s二飛四球x3 1 1 1
4T.Kadokita 死球●中二●四球●3 1 1 3
5S.Yabuta 中安②三失左安3 3 2 2
6Y.Tsutsumi 左犠①三ゴ四球3 1 1
7H.Kanazawa 四球四球●s三飛3 1 1 1
8K.Ura 投ゴ左安四球①3 2 1 1
9S.Okazaki 投飛三飛三振3 3
10T.Ogino 四球投ゴ2 1
合計 29 19 6 6 5 2
投手成績
投手名 投球回数



















T.Kadokita 5回1/3462633081000