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日時 | 2019年7月9日(火) 10時30分 〜 13時00分 |
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種別 | カーズクラシック |
球場 | 岩槻城址公園野球場 |
試合内容 | カーズクラシック第4戦 対カーズ神奈川東
去年の初対戦では今野ー大久保の完封リレーながら打線がわずか3安打に抑え込まれ1-0と薄氷の勝利。 カーズクラシック2連覇を目指すルーキーズにとって避けては通れない相手である。 ルーキーズ先発は今期チーム最多の6勝を挙げ、防御率も1点台と抜群の安定感を誇る#8大久保。 初回は三振1つを含む3者凡退に抑え上々の立ち上がりを見せる。 相手投手や守備力からもロースコアの展開が予想されるだけに先取点が欲しいところで早速、相手先発投手の立ち上がりを攻める。まずは久しぶりの1番に入った#9加藤が今シーズン8個目の死球で出塁。4球目に盗塁を決めチャンスメイク。次打者#6高島が振り逃げで出塁し、すかさず盗塁を決め無死2、3塁とチャンスを広げクリーンナップに繋げる。続く#5馬場は倒れるも、不動の4番#31木村が3球目の甘い球を逃さずセンター前にタイムリー。これでチームトップの15打点目を挙げ、勝負強さを見せつけた。更に畳み掛けたい場面で5番#1田中陽は詰まった当たりのサードゴロ。ボテボテが幸いしてその間に1点追加。幸先良く2点を先制する。 2回表は2本の安打で1死1、2塁のピンチを迎えるが後続を打ち取り無失点で切り抜ける。 その裏の攻撃は先頭の#15桑田が振り逃げからボールデッドで無死2塁と幸運な形でチャンスメイク。しかし後続がランナーを進められず…また良い当たりが野手の正面をつくなど結局無得点に終わる。 3回表。2つの四球とパスボールで1死2、3塁大ピンチ。ここで相手の3、4番を迎えるが大久保が力で抑え込み無失点で切り抜ける。大久保はここまで被安打2、奪三振4、球数52とまずまずの内容。要所でギアを上げ得点を許さない圧巻のピッチングを見せる。 その裏の攻撃 2死から#5馬場がセンター前にクリーンヒット。すかさず盗塁を決めチャンスを作るが続く#31木村の捉えた打球がまたしても野手の正面に飛び無得点。 この辺りから少しずつ流れが相手に傾きかける… 4回表 先頭打者は平凡なセカンドゴロ。ここで名手#14山崎がまさかのエラー。しかし次打者が放った痛烈なセカンドライナーを今度はダイビングキャッチ!大ファインプレー!さすがの守備を見せる。その後2死までこぎつけるが今度は相手の8、9番に連続四死球を与えてしまい上位打線に回してしまう。2死満塁からなんとか最後はセカンドゴロに打ち取りこの回も無失点で切り抜ける。 ここまで2点リードながら試合の流れを自軍に持ってこれない重い展開…なんとか追加点が欲しい中、この回先頭の#1田中陽が四球で出塁。その後#15桑田の内野ゴロ進塁打と#10佐藤が四球で繋ぎ、更に代走#7渕上の盗塁で2死2、3塁のチャンスを作るがあと1本が出ず…結局無得点。 次の1点がどちらに入るかでこのまま逃げ切れるか、後半もつれるか…そんな緊迫した展開の中、次の1点が相手に入ってしまう… 先頭打者を不運な当たりのサード内野安打を許すとその後四球とワイルドピッチで2死2、3塁。ここで相手6番打者にこの日2本目のヒットを許し1点差。更に盗塁を決められ2、3塁にランナーを背負うが大久保が気迫で後続を三振に取りこの回最少失点に抑える。 なんとか突き放したい裏の攻撃。継投策に入った相手投手の代わりばな制球が定まっていないところを攻め立てる。まずは先頭の#14山崎がこの試合チーム3つ目の振り逃げで出塁し、次打者#9加藤の時に盗塁とパスボールで進塁。加藤四球の後、途中出場の#34國吉の打席でこの回2つ目のパスボール。労せず1点追加。思わぬ形で点が入る。更にダメ押しの追加点を狙いスクイズを敢行するも失敗…2つの四球で1死満塁のチャンスを作るが後続が倒れ、結局この回1点止まり。流れに乗り切れず… しかし6回はそんな悪い流れを大久保が断ち切り下位打線から始まる攻撃をたった8球。3者凡退で退ける。 その裏2死から#7渕上がヒットで出塁するも牽制で刺され、結局3人で攻撃終了。9球でチェンジ。相手投手も立ち直り本来の投球に戻る。 そして最終回の守り 先頭をエラーで出塁を許すが次打者の大きなセンターフライを#9加藤が俊足を飛ばして好捕。バックが盛り立てる。しかし次打者を四球で歩かせ1死1、2塁となり、迎えるバッターはこの試合ここまでノーヒットに抑えている5番打者。外野は1点覚悟で深めに守るが、2ボールとカウントを悪くしてからの3球目痛烈な打球が右中間を襲う。懸命に手を伸ばす桑田のグラブを無情にも弾き痛恨のタイムリーツーベース。更に1死2、3塁と一打逆転の大ピンチで今日2安打1打点の6番打者に回る。しかしここは大久保の気迫のピッチングが上回りこの打者を内野フライに打ち取る。2死となり、相手も代打を送り込み最後の勝負をかけてくるが、この打者を2球で追い込み最後はセカンドフライに打ち取ってゲームセット。 最後まで気の抜けない接戦だったが今日は要所を締め119球の熱投で完投した大久保のピッチングに尽きるだろう。 味方のエラーにも動じる事なく強気なマウンド度胸で相手を圧倒。 自責点1 被安打4 四死球6 奪三振7は立派だが強いて言えば6つの四死球の内3つを相手の8、9番に与えてしまっているのが勿体ないので今後の課題にして欲しい。 攻撃陣はあと1本が出なかったり、良い当たりが相手の正面に飛んだりとツキが無かった中で相手のミスにつけ込んで得点し勝ち切れたことは収穫だった。 しかし記録には残らないサインミス、バントミス、走塁ミスがあったことも事実で特に接戦ではこのようなミス命取りになり、流れを相手に渡してしまう要因になることを肝に命じて今後の試合に生かしてもらいたい。 |
打順 | 守備 | 選手名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 打 席 |
打 数 |
安 打 |
得 点 |
打 点 |
盗 塁 | 刺 殺 | 補 殺 | 失 策 | 美 技 | 珍 技 | 盗 塁 許 | 盗 塁 刺 | 捕 逸 |
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1 | 加藤 円樺 | 死球●s | 遊飛 | 四球s | 3 | 1 | 1 | 2 | ||||||||||||||
2 | 高島 邦治 | 振逃●s | 1 | 1 | 1 | 1 | ||||||||||||||||
2 | 國吉 真登 | 三振 | 三振 | 2 | 2 | 1 | ||||||||||||||||
3 | 馬場 賢太朗 | 投飛 | 中安s | 四球s | 3 | 2 | 1 | 2 | ||||||||||||||
4 | 木村 祐樹 | 中安① | 遊ゴ | 死球 | 3 | 2 | 1 | 1 | ||||||||||||||
5 | 田中 陽介 | 三ゴ① | 四球 | 2 | 1 | 1 | ||||||||||||||||
5 | 須藤 慶多 | 三振 | 1 | 1 | ||||||||||||||||||
6 | 大久保 将司 | 一飛 | 捕飛 | 三振 | 3 | 3 | ||||||||||||||||
7 | 桑田 修平 | 振逃 | 一ゴ | 二ゴ | 3 | 3 | ||||||||||||||||
8 | 佐藤 義人 | 三振 | 四球 | 2 | 1 | |||||||||||||||||
8 | 渕上 拓也 | 代走s | 右安x | 1 | 1 | 1 | 1 | |||||||||||||||
9 | 澤田 裕斗 | 三ゴ | 三振 | 右邪 | 3 | 3 | ||||||||||||||||
10 | 山崎 洋典 | 遊ゴ | 振逃●s | 2 | 2 | 1 | 1 | 1 | ||||||||||||||
合計 | 29 | 23 | 3 | 3 | 2 | 7 | 2 |
投手名 | 投球回数 | 自 責 点 | 失 点 | 打 者 数 | 奪 三 振 | 四 球 | 死 球 | 被 安 打 | 被 本 打 | 投 球 数 | 暴 投 | ボ | ク | 勝 敗 S |
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大久保 将司 | 7回0/3 | 1 | 2 | 34 | 7 | 5 | 1 | 4 | 0 | 119 | 0 | 0 |
塚田 恵美子 | スコア |