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日時 | 2019年9月3日(火) 13時45分 〜 15時50分 |
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種別 | カーズクラシック |
球場 | 岩槻城址公園野球場 |
試合内容 | カーズクラシック第5戦 対ホンダカーズ横浜
カーズ横浜さんとは6月にビジター戦を行いその際は、10安打16得点を挙げ快勝。 今日は後半戦最初の試合でおよそ1ヶ月ぶりの実戦だけにピッチャーの制球や守備のミス等から流れを手放さないよう注意したい。 先発は今シーズンここまでチームトップの7勝を挙げ、防御率も1点台と抜群の安定感を誇る#8大久保。 初回。ワンアウトからヒットのランナーを出すも後続を6-4-3の併殺に切って取り無難な立ち上がりを見せる。 懸念していた守備は久しぶりの実戦だが、よく足が動いていた。 その裏の攻撃。1番#4大橋がヒットで出塁。 大橋はこの試合まで主に1番で出場し打率.358 出塁率5割超 1試合当たりの1.3個の盗塁とリードオフマンとして充分な成績を残している。 その大橋がいきなり2盗、3盗を決める。次打者#9加藤が死球で繋ぎ、3番#5馬場のセンター前タイムリーで幸先良く先取点を挙げる。 このヒットで#5馬場は打率4割を超える。長打は少ないものの3番打者としてポイントゲッターやチャンスメイクなど状況に応じたバッティングが出来るのも高いミート力と状況判断に優れているからであろう。 更に無死1、3塁で迎えるは目下打点王の#31木村。 ここは、相手の内野が定位置だった事と3塁走者が俊足#9加藤なので内野ゴロで良い場面、きっちりショートの転がして1点追加。 4番といえど欲張らず、1点の為に最低限の仕事をする。この積み重ねが今シーズン断トツの16打点に繋がっているのだろう。 その後は後続が倒れ、この回2点先制。 2回は大久保が3者凡退に打ち取り攻撃のリズムを作る。 2回裏の攻撃。 ワンアウトから#15桑田がレフト前にしぶとく落とす。レフトが打球処理にもたつく間に一気に3塁を落とし入れ、一気にチャンスメイクする。一瞬の隙を突いた思い切りの良いナイスランである。 チャンスの場面で#10佐藤に回る。ここは持ち前の選球眼で四球を選ぶ。 #10佐藤はこれでチーム2位の11個目の四球を取る。打率は2割そこそこだが、出塁率が.422と、こちらがチーム4位。下位から上位打線への繋ぎ役として良い仕事をしていると言えるだろう。 次打者#15有山の初球で佐藤が盗塁を決め2、3塁。この絶好機に右中間を抜くタイムリーツーベース。2点を追加する。 有山は3塁を狙うが相手の中継プレイに阻まれ封殺。ツーアウトランナー無しとなりチャンスが潰えたと思ったがここから#14大橋、#9加藤が続き3番#5馬場の打席。大橋が3盗を試みた時、ワイルドピッチになり一気に生還。足でもぎ取った貴重な追加点を挙げる。 完全にエンジンが掛かった大久保。3回は3者連続三振を奪い、圧巻の投球を見せる。 その裏の攻撃。先頭の#34國吉がライト前にヒットを放ち隙を突いて2塁を奪う。その後盗塁と相手バッテリーのミスが絡み1点追加。 次打者大久保も四球を選び、バッテリーミスと#15桑田の進塁打で3塁へ。 ここで相手バッテリーの隙を突き大久保が本盗を決める。 本盗は走力のみならず、状況判断と勇気が必要な数ある野球のプレイの中でもひときわ難しいプレイだがそれをやってのけたのは立派である。 その後ツーアウトとなるが#13有山のヒットから代打#18木嶋が繋ぎ、代打#33日下のタイムリーでこの回3点目。8-0とリードを広げる。 4回も#8大久保が無難に抑えて勝ち投手の権利を持ってお役御免。 打者13人に対し被安打2、奪三振5、無四球、球数65と完璧なピッチングを披露した。 ここから試合は膠着し相手の2番手ピッチャーを捉えられず2イニング連続3者凡退となる… こちらも継投に入り2番手はおよそ半年振りのマウンドとなる#1田中陽。 久しぶりのマウンドでも落ち着いたマウンド捌きを見せ、不運な当たりのヒットとエラーが絡み1点を失うがストレートのみで2三振を奪うなど上々のピッチングだったと思う。 6回からは#11今野が登板しこの回は先頭を四球で出塁を許すが後続を断ち無失点。 このまま8-1で終わるかと思いきや最終回、先頭をまたも四球で出すとヒットと四球で一死満塁のピンチ。 ここでタイムリーを浴び6点差。その後2死満塁からの押し出しと走者一掃のツーベースを打たれあっという間に2点差に詰め寄られる。 最後は後続を打ち取ったものの、やはり野球は最後まで何があるか分からないスポーツだと思い知らされた… 各々反省点があるとは思うがその中で収穫だったのは… ケガ明けで久しぶりの試合ながら3安打の#13有山 フル出場で幾度の守備機会を無失策で更に今シーズン初ヒットを打った#34國吉 半年振りのマウンドながらストレートの伸びと低めの制球が良かった#1田中陽 大久保、馬場、大橋、木村といった今シーズン好調な主力にプラスアルファの戦力が整えばカーズクラシック、火曜日リーグの連覇とクリオ埼玉時代以来10数年ぶりの埼自販優勝が目指せるだろう。 次回は9/10新横浜公園野球場で9:00集合。ダブルヘッダーです。 |
打順 | 守備 | 選手名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 打 席 |
打 数 |
安 打 |
得 点 |
打 点 |
盗 塁 | 刺 殺 | 補 殺 | 失 策 | 美 技 | 珍 技 | 盗 塁 許 | 盗 塁 刺 | 捕 逸 |
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1 | 大橋 寛之 | 右安●ss | 投内●s | 2 | 2 | 2 | 2 | 3 | ||||||||||||||
1 | 木嶋 勇介 | 死球 | 一失 | 2 | 1 | |||||||||||||||||
2 | 加藤 円樺 | 死球● | 四球 | 2 | 1 | |||||||||||||||||
2 | 日下 陽一 | 右安① | 四球 | 2 | 1 | 1 | 1 | |||||||||||||||
3 | 馬場 賢太朗 | 中安①● | 四球 | 2 | 1 | 1 | 1 | 1 | ||||||||||||||
3 | 久保村 慎太郎 | 遊飛 | 投併 | 2 | 2 | |||||||||||||||||
4 | 木村 祐樹 | 遊ゴ① | 四球 | 2 | 1 | 1 | ||||||||||||||||
4 | 山崎 洋典 | 一ゴ | 一飛 | 2 | 2 | |||||||||||||||||
5 | 上田 竜雄 | 遊飛 | 三ゴ | 三ゴ | 3 | 3 | ||||||||||||||||
5 | 今野 雄太郎 | |||||||||||||||||||||
6 | 國吉 真登 | 三ゴ | 右二●s | 一飛 | 3 | 3 | 1 | 1 | 1 | |||||||||||||
7 | 大久保 将司 | 三振 | 四球●s | 2 | 1 | 1 | 1 | |||||||||||||||
7 | 田中 陽介 | 三ゴ | 1 | 1 | ||||||||||||||||||
8 | 桑田 修平 | 左安● | 遊ゴo | 2 | 2 | 1 | 1 | |||||||||||||||
8 | 小島 一輝 | 三振 | 1 | 1 | ||||||||||||||||||
9 | 佐藤 義人 | 四球●s | 遊直 | 2 | 1 | 1 | 1 | |||||||||||||||
9 | 鈴山 諒 | 中飛 | 1 | 1 | ||||||||||||||||||
10 | 有山 綾 | 右二② | 二内● | 右安 | 3 | 3 | 3 | 1 | 2 | 1 | ||||||||||||
合計 | 34 | 26 | 9 | 9 | 5 | 6 | 1 |
投手名 | 投球回数 | 自 責 点 | 失 点 | 打 者 数 | 奪 三 振 | 四 球 | 死 球 | 被 安 打 | 被 本 打 | 投 球 数 | 暴 投 | ボ | ク | 勝 敗 S |
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大久保 将司 | 4回0/3 | 0 | 0 | 13 | 5 | 0 | 0 | 2 | 0 | 65 | 0 | 0 | |
田中 陽介 | 1回0/3 | 0 | 1 | 5 | 2 | 0 | 0 | 1 | 0 | 15 | 0 | 0 | |
今野 雄太郎 | 2回0/3 | 5 | 5 | 13 | 2 | 4 | 0 | 3 | 0 | 50 | 0 | 0 |
塚田 恵美子 | スコア |