板橋リボルバー

試合結果 vs ふじベースボールクラブ
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1234567 R
ふじベースボールクラブ 0000320 5
板橋リボルバー 200400x 6
日時2017年4月23日()  08時00分 〜 10時00分
種別 SKLリーグ戦
球場大宮健保55面
試合内容筆者が戦評を書かせていただくようになり、もうだいぶ経つ。
初めて戦評を書いた試合が、2014年11月23日の板連秋季大会準決勝。
強豪レッドドッグスさんとの激闘を綴らせていただいた。

足掛け3年ほど、不定期ではあるが戦評を書いてきたので、
書き方についてはかなり熟知してきたと自負している。
しかし、今回については新しい試みに挑戦してみようと思う。

本日、反省会にて監督補佐紺野より「許可は俺がする。辛口で書いてくれ」
との申し出があり、今回はその申し出通りいつもより辛めに評させていただこうと思う。

連敗街道をひた走る我らリボルバーは、本日いつもと違う雰囲気を身に纏っていた。
監督補佐紺野曰く、「監督藤田が不在の試合は勝てる」というジンクスがあるらしい。
皆もそれを知ってか、「今日は勝てるんじゃね?」という根拠のない空気が流れていた。
できることならそのジンクスにあやかって連敗街道から抜け出したいところだ。

本日のお相手はふじベースボールクラブさん。
顔馴染みのいつもお世話になっているチームだ。
通算対戦成績を見ても勝ち越しているので、ジンクスと相まって良い方に転べばいいが果たして…

投手先発は三井田でプレイボール。
肩の状態が不安視されているので、野手陣がしっかり守って助けてあげたいところだったが、
初回、先頭を遊ゴロに打ち取ると遊撃手福田が悪送球。よーいドンでさっそく失策。これはいただけない。
一塁手浅井もベースを踏みながら送球を取ろうとして結局取れなかった。
(送球を捕ってから踏んでも遅くないのだ。まずはしっかり捕ってから。)
続く2番打者の三塁ゴロも今度は三塁手内野が弾き、連続失策。
3番打者には四球を与え、無死満塁の大ピンチ。失点の気配しかしない。
しかし投手三井田はここでギアを上げたのか、4、5、6番のクリーンナップを抑え無失点で凌ぐ。

初回、リボの攻撃は先頭三井田の四球から4番坂本も四球で繋ぎ、2死1、2塁の好機を作る。
普段はここまでいくがあと1本が出ない。しかし5番浅井が放った打球は見事に右中間を抜け2者を生還させる適時打となった。
ここ最近にはなかった先制点を挙げることに成功した。

先制点をもらった三井田は制球に苦しむ面も見られたが、なんとか凌いで優位な試合展開を作る。
4回表には2死後、安打と四球、そして二塁手小野寺の失策で満塁のピンチを迎える。
ここで1番打者の放った打球は痛烈に遊撃手福田を襲うも、福田は体制を崩しながらも好捕。
一塁へも完璧な送球で見事ピンチを切り抜けた。
これにはリボ全員が沸き立ち、勝利への執念が垣間見えた。
実は筆者はこの試合、このプレーが勝敗の分岐点となったのではないだろうかと考えている。

すると4回裏、流れを掴んだのかリボ打線が久しぶりに繋がりを見せる。
先頭4番坂本が遊飛敵失策で出塁、進塁打で2死3塁とすると打者は7番小野寺。
当てにいった打撃ではあったが見事左前適時打となり1点を追加。
先ほどは『何でもない』ゴロを失策していたので、これで取り返す形となった。
続く田辺は前打席、全くタイミングが合わなかった投手からたまたまバットに当たった打球が右翼手を超え、これが小野寺を返す適時三塁打となりまた1点追加。
相川四球の後、本日が今季初参加となった金澤にまわる。
外角をうまく拾った打球は、右翼手の前に落ち2者が生還。
この回4点を奪い、一気に優位に立つことができた。

しかしそううまくいくはずもなく、5回表は疲れの見えてきた三井田を相手が攻め、
連打と四球が絡み、あっという間に3点を返されてしまう。
三井田はこの回で交代となり、マウンドを引き継いだのはエース内野。
1イニング目となる6回表は先頭から2者連続四球を出すと、暴投もあり無死2、3塁のピンチを迎える。
続く打者を『何でもない』二飛に抑える。小野寺が落下点に入るもこの『何でもない』二飛を落球。
走者動けず無死満塁となるが、勝敗のかかった重要な局面。ここでこの失策はあまりにも痛い。
瞬間思わず筆者も怒号を飛ばしてしまった。
続く打者は投ゴロに打ち取り、格好の併殺打コース。
内野から土本に渡り土本は1塁へ送球するも途中から入った一塁手紺野の頭上を大きく越えていき1点を返される。
なおも1死1、3塁のピンチは続く。
最悪逆転も覚悟したが、次打者の打球は右飛。これが犠飛となり1点を追加。
3塁走者タッチアップ後、1塁走者がタッチアップしておらず飛び出していた為、1塁へ返球しこれが併殺打となりこの回を凌いだ。

最終7回表は味方失策もあったが、内野が危なげなく相手打線を抑え試合終了。
6-5で辛くも逃げ切った。
チームのシーズン2勝目、そしてSKL2勝目を挙げることができた。
やはり紺野の言うあのジンクスが関係していたのだろうか…
ふじベースボールクラブさん、ありがとうございました。
またよろしくお願いいたします。

試合後、三井田の肩痛や内野の肘痛の影響が心配されたが、内野については
「強く投げた方がコントロールできたし、投げられた」とのことでエースの復帰は近づいてきているようだ。

しかしこの試合、勝てはしたもののチームで6被安打、6失策、8四球と負けていてもおかしくない数字を叩き出している。
失策や与四球に関しては自力で数字を減らせられるものだと筆者は考えている。
また、内外中継連携など要確認事項も多々ある。
今一度チーム内でよく確認したいところだ。

とまぁここまで偉そうに書き綴っているが、今年一番期待を裏切っているのは私であると考えている。
味方の失策を咎める前に、とっとと制球力を磨いてこい!
以上、いつもより辛めにしてみました。

written by No.14

打者成績 凡例...
打順守備選手名123456















1ミー四球●s投飛投ゴ3 2 1 11
2福ちゃん二飛三飛三ゴ3 3 1
3ツッチー三振三ゴ中失3 3 1
4坂本四球●遊失●s三ゴs3 2 2 2
5浅井中二②投ゴ2 2 1 2
5マジン三ゴ1 1
6内野遊飛三ゴ左安3 3 1 1
7デラ三ゴ左安①●中直3 3 1 1 1 2
8田辺三振右三①●一ゴs3 3 1 1 1 1
9相川三振四球●s三振3 2 1 1
10三失右安②2 2 1 2
合計 29 26 5 6 6 5 6
投手成績
投手名 投球回数



















ミー5回0/33304606011500
内野2回0/3020020002900