板橋リボルバー

試合結果 vs バレッツ
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123456 R
板橋リボルバー 502601 14
バレッツ 240200 8
日時2017年5月21日()  10時30分 〜 12時30分
種別 板橋連盟夏季大会1回戦
球場戸田7面
試合内容まだ5月半ばだというのに30度はあっただろう真夏並みの暑さで、河川敷での体感温度は相当なものだろう。
先週雨で流してスライドされた板連夏大会は宿敵バレッツ戦。
いつか板連の舞台での対戦を熱望するもお互いにその年での所属ランクが合わないでいたが為に対戦はなかったが、夏の抽選会にて藤田が30分の1のクジを引き当て遂に実現する運びとなった。
バレッツとは毎年のように練習試合はしているが2014年9月の勝利を最後に3連敗中だ。
春大会リボはコールド負け、バレッツは棄権負け、この試合負けた方に3部降格マジックが点灯するので双方にとって絶対に落とせない大事な試合となる。
対戦が決まった主将会議後に宗田監督、C&B石田氏、藤田で飲んだがこの試合で2部での今季初勝利を当然の如くお互い計算に入れていた(^^)
お互いを知り尽くしてるが為、試合前ミーティングでは十分な戦力分析とここ数試合で起こった反省点を含め入念に確認を行う。
先発は渋谷に任せるがバレッツは彼の投球を見た事がないのが救いか?今までの投球をしてくれれば勝機は高いと考えていた。
バレッツは勿論宗田投手が先発、両チーム気合十分の中リボ先攻でプレイボール。

相手はどうあれリボは現在5連勝中、4試合連続で2桁得点を上げていて打線は調子が良い。
その好調打線は初回から宗田投手に襲い掛かる。
先頭星野の3ベースから田辺、浅井、坂本の連打で3点、更に内野ゴロ、敵エラーで初回から打者1巡の猛攻で5点先取する。
先週のホーネッツ戦に続く初回からの大量得点にコールドになっちゃうんじゃねえかと言う者もいるくらいでベンチは盛り上がる。
しか〜しそうは甘くはない。
先発渋谷もストライクが全く入らずの2者連続四球からお約束の1,3塁からの重盗に引っ掛かり、これまた最近定番となりつつある藤田のタイムリーエラーで2点返される。
渋谷は初回だけで40球投じ四球も4つ出す不安な立ち上がり。

2裏は先頭打者のマウンド後方のフライを声掛けがなってなく福田が捕りにいくも落球、先週の試合でも同じ事があり試合前に十分に話したのだが・・
その後も四球に連続長打、外野手も簡単に抜かれてたり打球を弾いたりで先の塁を奪われるプレーもあり、あっという間に5点差を逆転されてしまう。
渋谷もストライク取るのに四苦八苦、この流れだと再逆転どころかまだまだ失点しそうな展開。

対するバレッツ守備陣は力投する宗田投手をカバーするどころかリボ以上にエラー祭り開催。
3表敵エラーと野選で再逆転に成功し7−6。
よく見ていた者は分かると思うがこの回は紺野、福田の連打で無死1,2塁から星野は3塁線への自らも生きようかとの完璧なバント、打球を捕った宗田投手は最初から1塁に投げる体制も2走紺野の動きが見えたのだろう、3塁送球し余裕でアウト。
星野にとっては犠打が消え打率も落ち痛いところだがランナーが入れ替わった事によって相手の隙をつく走塁で逆転出来た。
結果論では良い方向となったがこれは反省すべき、第2リードをしっかりと取って絶対に3塁を取るという気持ちが強かったなら3塁アウトはならなかったはずだ。
3裏も四球、エラーから1死1,3塁のピンチ、そして又もや重盗を仕掛けられるも今度は捕手の送球を福田が間でカットしホームでアウトにする。
このプレーは非常に大きく流れも変わりそうな予感。

4表打線が奮起し藤田、紺野の連打から福田がレフト戦を破る3ランHR(調べてみたら2012年健保8面以来、5年ぶりのHR)
更に星野、田辺の連打から今度は浅井がライトオーバーの3ランHR。
効果的な3ラン2本で6点、点差も13−6と7点差をつけ一気に突き放す。
だが今日の渋谷は制球が全く定まらず4裏は四球2つで9番末永選手に3ベースを浴び2点返される。
相手はエラー祭り、こっちは四球&エラー祭りで試合展開はまだまだどうなるか分からないも時間だけは過ぎていく。

6表浅井の2打席連続HRで14−8となり最終回コール。
あと3アウト、6点勝っていても全く勝っている気がしてないのは自分だけではないはずだ。
渋谷は簡単に2死を取るも本日12個目の四球は毎回四球達成。
最後は捕手星野の絶妙な1塁牽制で走者をアウトにするあっけない幕切れで激闘が終わった。
試合前はMAX2時間9イニングを覚悟していたが、お互いの攻撃時間が長すぎたが為に6回で終了。

渋谷は今まで見た事がないような大乱調で四球連発6回12四球完投勝利、エラーは置いといても打たれたヒットは4本のみで与四球と合わせると被安打16と同じだ。
対する宗田投手は四死球2個だが被安打16に加えリボよりも遥かに多いエラー祭りの犠牲となりこの差となった。
お互いに内容がお粗末すぎる試合、双方とてもじゃないけど連盟2部のレベルではないな。

プロ野球では94年に近鉄時代の野茂英雄が黄金期後半の西武戦で被安打5、16与四球での完投勝利をした事があるそうだ。
9回までやったら渋谷は間違いなく野茂の記録を超えていただろう(^^)

チームは6連勝となり5試合連続2桁得点に記録を伸ばし、この試合でも浅井、福田がHR含む猛打賞、星野も猛打賞で打ちも打ったりの16安打で打線は繋がりを見せている。
投手陣が厳しい時期、当面はこのような打ち勝つ試合をしていくしかなさそうだが打線は水物であって好投手と当たった時に得点を取れるかどうかだ。
まあ勝てたから試合内容はさておき宿敵を撃破したという事で夏2回戦へ駒を進めたのを素直に喜ぼうではないか。

打者成績 凡例...
打順守備選手名11234456















1ホッシー右三●左安投ゴ●左安●ss遊ゴ5 5 3 3 2
2田辺右安①●s遊ゴ二失三内●s三振5 5 2 2 1 2
3浅井右二●左直一野①右本③●左本①●5 5 3 3 5 1
4坂本中二②●三失s捕失s左飛三ゴ5 5 1 1 2 2
5渋谷投飛死球s二飛中安4 3 1 11
6芦さん四球●s左飛遊直三振4 3 1 1
7監督二ゴ①遊飛左安●遊ゴ4 4 1 1 1 1
8マジン左失中安左安3 3 2
8相川代走●投ゴ1 1 1
9福ちゃん左安三内●左本③●三ゴ4 4 3 2 3 1
合計 40 38 16 14 12 8 4
投手成績
投手名 投球回数



















渋谷6回0/368031204014600