板橋リボルバー

試合結果 vs 埼玉ハングオーバーズ
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1234567 R
埼玉ハングオーバーズ 1321142 14
板橋リボルバー 3000000 3
日時2017年11月5日()  12時30分 〜 14時45分
種別 SKL決勝GP1回戦
球場大日本印刷狭山総合グランド
試合内容野球ができる幸せ

野球をするには何が必要か。

チームが組める人数
相手チーム
バットやボールなどの道具
そしてグラウンド

このどれが欠けても野球をすることはできない。
野球がしたくてもできないもどかしさ。
きっとこの3週間、全国の野球バカは皆同じような苦しさを味わっていただろう。

だからなのだろうか。

青空を背にして立ったグラウンドは、いつもとちょっとだけ景色が違って見えた。

久しぶりの日曜日の快晴。
リボナインはいつものようにグラウンドに立っていた。
違ったのは初めて使うグラウンド。
今回福田首相のご好意で、埼玉県狭山市にある大日本印刷狭山総合グラウンドを使わせていただくことができた。
ここは大企業である大日本印刷の巨大工場の敷地内に隣接された多目的グラウンドで、
野球はもちろんサッカーやソフトボールもできるグラウンド、そしてテニスコートや公園もあり、近隣住民の憩いの場としても活用される素晴らしい場所だ。
関東最大級の大宮けんぽも素晴らしいグラウンドだが、また一味違った魅力のある空間だなあと筆者は感じた。

そんな素晴らしい場所で、また野球ができる喜びを噛み締めながらウォーミングアップを始めていく。
この日の相手は埼玉ハングオーバーズさん。
SKLグランプリにて再度相見える形となった。
今シーズン序盤では我々が勝利を収めているが、後半はコテンパンにやられている。
前回も次々と現れる豪速球投手に苦戦し、全く歯が立たなかった。
(というかエラー祭りの自滅でしたね)

もはや相手は格上として君臨している状況なので、なんとか一矢報いたいところだ。

先発浦野で試合が始まる。

早速相手の重量打線が牙をむく。
1番の強打者には隙を突かれセーフティーを決められると、失策の間に1死3塁となり
3番打者の左犠飛であっという間に先制される。

その裏リボは先頭の福田健が死球、田辺の安打、藤田の犠打安打で無死満塁とすると
この日4番に入った福田首相がなんと右越適時2塁打を放ち逆転となる。
芦原が四球の後、小野寺のニゴロでさらに1点を追加。

3-1とこの時点ではいい雰囲気だったのだが...

2回表は先頭に安打を許すと9番打者には3塁打、1番打者を打ち取るも二塁手藤田の失策、また浦野の暴投などで合計3点を返され再びリードされる展開。
リボもチャンスは作るがあと1本が出ず苦しい状況が続く。

3回表も安打を打たれては盗塁アンド適時打、そして盗塁アンド適時打、という力の差を見せつけられるような攻撃で2点追加される。

3回裏からは相手チームのエースが登板。
前回その豪速球でリボ打線を全く寄せ付けなかった好投手だ。
この日は前回よりも出来が良く、速球、変化球ともにキレッキレでまさに手も足も出ない。
藤田、首相、芦原と3者連続三振でリボベンチは笑うしかない。
少し前に対戦したF-Wingsの豪速球投手よりも速さを感じ、体感だが130km/hは間違いなく超えていたと思われる。
そして変化球も「消える」とのことで、ベンチ内も「これはヤバイぞ」と騒がしくなってきた。

相手の攻撃は止まることを知らず、出塁しては盗塁を仕掛け、失策を誘い、そして適時打で返すという強者の戦い方でもうリボはお手上げ状態。
毎回得点を許し、勝負は決してしまった。

頼みの攻撃も相手エースに4回も小野寺、浦野、高尾とこれまた3者連続三振。
これで6者連続三振となかなか草野球でもお目にかかれない記録を献上することに。
こうなるとベンチ内では「誰が記録を止められるか」で話題が持ちきりになる。

そして5回裏。
先頭の紺野は狙っていたのか初球の変化球を振り抜くと、打球は前に飛び投ゴロ。
この日、リボベンチが最も盛り上がった瞬間であった。
続く相澤は三振となるが、なんと次打者の福田健がライト前にうまく落として安打とする。
この投手から安打も放ち、ますますベンチが盛り上がる。
続く田辺も初球を綺麗に捉えたが、球の勢いに負け右翼手を越すには至らず。
この回で相手エースは降板、リベンジどころか気持ち良く投げられてしまった。

最終回は筆者田辺も登板。久しぶりに投げられ、また自分の課題を見つけることができた。

結果、試合は3-14と大敗。
これでSKLグランプリも終了となった。

ハングオーバーズさん、ありがとうございました!
また対戦する機会があると思いますがよろしくお願い致します。
しかしハングオーバーズさんに今後勝てる機会があるのか...?

好きな野球ができるという幸せ。
この日は改めて実感することができたと思う。
皆には野球ができることを「当たり前」と思わず、いろんな方々の協力があって初めて野球ができるということを再度肝に銘じていただきたい。
シーズン終了も近づいているが、最後まで怪我なく、楽しく野球をしていきたい。

written by No.14

打者成績 凡例...
打順守備選手名1234567















1福ちゃん死球●三振右安一飛4 3 1 1 1
2田辺中安●二直右飛3 3 1 1
3監督投内●三振四球3 2 1 1 1
4首相右二②三振四球3 2 1 2
5芦さん四球三振三振3 2
6デラ二ゴ①三振四球3 2 1 1
7浦野四球x三振三振3 2 2
8チャラ遊ゴ三振遊ゴ3 3
9マジン左失投ゴ三ゴ3 3
10相ちゃん四球三振投ゴ3 2
合計 31 24 4 3 3 0 5
投手成績
投手名 投球回数



















浦野6回0/3812072113112700
田辺1回0/3220100302200