試合結果 vs 小菅野球倶楽部
≪前の試合 次の試合≫


12345678 R
小菅野球倶楽部 00000020 2
Nanasea 00011001x 3
日時2016年6月11日()  13時00分 〜 15時00分
種別 練習試合
球場郷土の森第2球場A面
試合内容A面に移動し2試合目。相手は先週も対戦した小菅野球倶楽部(KBC)さん。後攻となったナナシーは先発に山下くんを立てる。今回も球威、制球ともに好調。先頭打者を見逃し三振に抑えるとサードファールフライ、空振り三振で三者凡退。1回裏、先頭1番長岡くんは初球を引っ掛け簡単にサードゴロに倒れる。2番佐藤くんはセンターエラーで出塁。3番山下くんのサードゴロでランナーが入れ替わると、山下くんの二盗の際に送球が逸れ3塁まで進む。二死3塁となり4番佐々木くんに打席が回る。先制のチャンスだったが変化球にタイミングを外され珍しく空振り三振。両チーム無得点のスタートとなる。
2、3回と危なげないピッチングを披露する山下くんだったが援護もなく投手戦のまま序盤が終了。ここまで一巡目をパーフェクトに抑え込んでいる山下くんは、4回表も簡単に二死。続く3番も平凡なサードゴロだったが、サード桶谷さんの送球が逸れファースト川根くんの足が離れてしまう。エラーで完全試合が途切れる。しかし4番から空振り三振を奪いノーヒットノーランは継続。なんとか先制したいナナシーはその裏、先頭の11番小山がセーフティバント。真下で跳ねあがった打球をピッチャーが捕り送球するが打者走者小山に当たりセーフ。エラーで出塁すると牽制悪送球で2塁へ進塁。1番長岡くんはユニフォームをかすめる死球で歩き無死1、2塁。2番佐藤くんは打ち上げてしまうがショート後方にポトリと落ちるポテンヒット。チーム初安打となるこのヒットで無死満塁の大チャンスを迎える。ここで3番山下くんはショートゴロ。ショートからホームへ送球されアウト、さらにファーストへ転送される。捕球前に山下くんは1塁を駆け抜けたが判定はアウトでホームゲッツーとなってしまう。二死2、3塁。チャンスは萎みかけたが4番佐々木くんの打席でキャッチャーが投球を大きく弾く。これに3塁ランナー長岡くんが好スタートを切りホームへ突入。カバーしたピッチャーがダイビングでタッチに行くが長岡くんが回り込んでホームイン。待望の先制点を奪う。佐々木くんはファーストゴロに倒れこの回1点に終わる。
リードを貰った山下くんは5回表も快調に抑え2三振を奪うなど三者凡退。するとその裏、先頭5番川根くんが右中間を破るとそのまま一周。貴重な追加点となるソロHRで2-0。さらに6番井上くんがレフトへヒットを放つと7番二方さんは四球。8番桶谷さんは送りバントの構えを見せるがバスターでヒッティング。これが大きく開いた一二塁間を見事に破るライト前ヒットとなり無死満塁となる。バッターは9番丹羽くん。3球目を打つが打球は平凡なピッチャーゴロ。すると今度はしっかりホームゲッツーを決められてしまう。10番成瀬くんが四球を選んで再び満塁とするが、11番小山はショートフライに倒れまたも無死満塁の大チャンスを逃してしまう。
7回表、2-0で迎えた最終回。先発山下くんはなんとここまでエラーで1人ランナーを出したのみ。ノーヒットノーランまであと3人。先頭の2番を空振り三振に抑えると3番にもファールを打たせ追い込む。そして4球目。落ちる変化球が少し抜けて高めに入ってしまうと捉えられレフト前へ。あと2人まで来たがついに無安打が途切れる。すると4番にもサード横を抜かれて一死1、2塁。5番は空振り三振とし完封勝利まであと一人に迫る。続く6番に対する初球、捉えた打球が右中間を襲う。センター佐々木くん、ライト成瀬くんが必死に追うが抜かれてしまうと2者生還、土壇場でまさかの2点タイムリー3ベースヒットを浴び同点とされてしまう。なおも二死3塁と逆転のランナーを背負うピンチ。しかし7番から三振を奪い切り抜ける。
思わぬ形で同点とされてしまったナナシーはサヨナラを狙う7回裏、先頭の4番佐々木くんはセンターフライに倒れるが、調子を上げてきた5番川根くんが左中間へ2ベースを放つ。ここでKBCは2番手投手へ交代。打席に6番井上くん。2球目、2塁ランナー川根くんがスタートを切ると際どいタイミングながら三盗を成功させる。一気にサヨナラの期待が高まる中、井上くんは四球を選ぶ。二盗し一死2、3塁。7番二方さんのバットに託されたがピッチャーファールフライに倒れると8番桶谷さんもファーストファールフライに倒れ絶好のチャンスを逃してしまう。
延長戦へ突入するが山下くんは続投。KBCは代打攻勢に出るがテンポ良く三者凡退に切り抜ける。その裏は先頭9番丹羽くんからの攻撃。その2球目、右方向へ捉えた打球はぐんぐん伸びライトを越える。ベンチからの声援に後押しされ丹羽くんがダイヤモンドを一周しサヨナラのホームイン。ノーヒットノーラン目前から延長突入へともつれた試合を決めたのは丹羽くんの劇的サヨナラHR。昨季V打王の勝負強さを見せた見事な一撃だった。
早い展開で進んだ試合はこの後エキストライニングを行う。9回表、先頭の4番佐々木くんが滞空時間の長い特大のライトオーバーを放つが打球に見とれて3ベース止まり。しかし続く5番川根くんがレフトへこの試合2本目となる2ランHRを放つ。さらに7番二方さんと10番成瀬くんのヒットなどでチャンスを作るが得点できず。9回から登板した2番手小山は一死からヒットを打たれるが牽制でアウトにする。続く打者には右中間を破られるがライト成瀬くんセカンド山下くんショート長岡くんサード桶谷さんと中継が繋がりサードでタッチアウト。守備に助けられ無失点で切り抜ける。10回表、先頭のセンターライナーをセンター井上くんが突っ込んで抑えたところで時間切れとなり試合終了。最終スコアは5-2での勝利となった。
この試合の主役は8年振り2回目のサヨナラ打を放った丹羽くん。そして山下くんの快投。無四球だったので完全試合の大記録も十分狙える内容でした。最終回はKBCさんの粘りが素晴らしかったということでしょう。ノーヒットノーランは逃したものの1試合奪三振はチーム記録に並ぶ13個。近年は継投が多いのでここまで三振を取るのはなかなかできないですね。正式入団が決まった暁にはNanasea記録に名前が残ります。次回も期待ですね。ナイスピッチングでした。勝利打点はサヨナラHRの丹羽くん、2HR含む猛打賞の川根くん、中継プレーでランナーを刺した成瀬くん山下くん長岡くん、センターライナーキャッチの井上くんにそれぞれ美技進呈です。

《通算戦績 3勝0敗》

     

頭出し再生時にスマホ、タブレットの場合は自動再生しないことがありますので、開始を押下してください。

打者成績 凡例...
打順守備選手名123456789















1長岡 拓哉★三ゴ死球●三ゴ三直4 3 1 21
2佐藤 利秋中失中安投ゴ二ゴo4 4 1
3山下 達也三ゴs遊併捕邪三振4 4 1121
4佐々木 祐介三振一ゴ中飛右三●4 4 1 1 1
5川根 勇紀投ゴ中本①●中二s左本②●4 4 3 2 3 181
6井上 真一ゴ左安四球s三ゴ4 3 1 111
7二方 実二ゴ四球投邪中安4 3 1
8桶谷 宗克投飛右安一邪四球4 3 1 221
9丹羽投ゴ投併右本①三振4 4 1 1 1 1
10成瀬二ゴ四球中安一内4 3 2 311
11小山 登志夫★投失遊飛四球左飛4 3 131
合計 44 38 11 5 4 3 28 9 1 6
投手成績
投手名 投球回数



















山下 達也8回0/322013003010400
小山 登志夫★1回1/3000000201700