試合結果 vs OWLS
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123456 R
Nanasea 000010 1
OWLS 000100 1
日時2016年10月29日()  11時00分 〜 13時00分
種別 FUNリーグ
球場郷土の森第2球場B面
試合内容リーグ戦も佳境。首位OWLSは10勝2敗1分け。ナナシーは2試合少なく9勝2敗。順調に見えて崖っぷち。負け数は同じだが最後の直接対決に負けるとほぼ終戦という大事な試合。ナナシーとしてはなんとしても勝利して首位に立ちたいところ。ここまで先発は1戦目小山、2戦目山下くん。ローテーションで行けば今回は成瀬くんとなるところだったが、OWLSさんに相性が良く2戦目でも好リリーフを見せた二方さんを先発に起用し、キャッチャー小山で足を封じる。内外野ともに本職のポジションで固めエラーのリスクを減らす。特に外野は長打力のあるOWLS打線を抑えるには大事なポイントとなる。打順も鈴木くんが参加となったことで1番起用が多かった主砲佐々木くんを4番に置き、上位は足の使える選手を並べる。腰痛の中村さんは残念ながら控えに回ってもらったがベンチでのサポートが心強い。前回と違って参加人数は少ないが、この日のメンバーで最も勝てる可能性が高い布陣が完成した。
ナナシーは先攻。相手先発は病気から復帰した剛腕投手小林くんではなく今年からリーグ戦でも好投を見せている二階堂さん。初回、先頭1番鈴木くんは倒れるが2番長谷川くんが四球を選んで出塁。すると際どいタイミングながら二盗を決め得点圏に進む。続く3番川根くんはレフトフライに倒れランナーは動けず。ここで4番に入った期待の佐々木くんはサードファールフライ。得点はできなかったが形としては良い攻撃ができた。OWLS打線は上位から下位まで長打を打てるバッターがズラリ。1球1球気の抜けないピッチングが要求される。その期待に応えるようにコースを丁寧に突き初回上位打線を三者凡退に抑える。
2回表、エラーでランナーを出したが無得点。その裏、先頭4番米内さんを追い込むが12球粘られた末に四球を出してしまう。強打者5番岩崎さんは引っ掛けさせサードゴロ。ゲッツーを狙ってサード田中さんからセカンド鈴木くんへ。そしてファーストへ転送するが暴投となりボールデッド。結局ランナーを2塁へ進めてしまう。しかし続く6番大塚さんのショートゴロで2塁ランナー岩崎さんをタッチアウトにして二死。7番福光さんをセカンドフライに抑えピンチを乗り切る。3回表、先頭田中さんはサードゴロ。しかし送球が少し逸れ走者に被ってファーストが弾くエラー。初めて先頭打者を出しトップに返って1番鈴木くん。しかしあっけなく3球三振。一死となるが2番長谷川くんが一二塁間を破るヒットを放ち1、2塁。続く3番川根くんはサードゴロで2塁封殺され二死1、3塁。ここでまたもチャンスで打席が回ってきた4番佐々木くん。しかし警戒されて四球で満塁。5番二方さんのバットに期待が掛かるがピッチャーゴロに倒れ3者残塁となった。その裏、先頭8番吉田さんが右中間への当たり。これにライト丹羽くんがよく追いつきランニングキャッチ。9番石崎さんはレフト線への当たり。レフト成瀬くんがあらかじめ浅めにポジショニングしていたがそれでも届かず。逆にバウンドを後ろに逸らし2ベースにしてしまう。一死2塁のピンチとなるが9番江藤さん1番小林くんを内野ゴロに抑え無失点。
序盤を終えほぼ想定通りの展開。あとは援護点が欲しい中盤戦。4回表、先頭6番成瀬くんがストレートの四球を選ぶ。ここまで無得点に抑えこまれている二階堂さんにわずかな隙が見える。7番小山の打席でWP、さらに投球動作中にボールがすっぽ抜けボーク。無死3塁の大チャンスとなる。小山は四球を選ぶと二盗し無死2、3塁。このチャンスで8番丹羽くん。しかし変化球に手が出て空振り三振。続く9番田中さんは強い当たりのショートゴロ。3塁ランナー成瀬くんがホームへ突っ込むがタッチアウトとなりとうとう二死となる。しかしまだチャンスは続く。田中さんが二盗し二死ながら2、3塁。1番鈴木くんの一打を期待したが、まさかの2打席連続三振。最大のチャンスを逃し流れはOWLSへ傾き始める。
4回裏、先頭2番戸田さんを三振に抑えるが3番二階堂さんにはショート内野安打で出塁される。すると4番米内さんは右中間への大きなフライ。多少左中間寄りだったセンター佐々木くんが追うがあと一歩届かず。一死2、3塁で5番岩崎さんを迎える。この上なく慎重な配球。追い込むと外に逃げる変化球で空振り三振。二死にこぎ着けるが直後、6番大塚さんに多少甘めに入った外角高めをセンター前へ運ばれてしまう。痛恨のタイムリーとなりとうとう均衡が崩れる。
投手戦ながら緊迫の展開で時間はすでに1時間半を過ぎていた。1点を追う5回表、先頭2番長谷川くんがセカンドゴロに倒れる。しかし3番川根くんがレフト前ヒットを放ち出塁。4番佐々木くんはフルカウントから四球を選ぶ。続く5番二方さん。その4球目がWPとなりそれぞれ進塁。一死2、3塁。これが恐らく最後のチャンス。追い込まれながらもファールで粘りフルカウント。そして7球目、外角の球に喰らいつき転がすと3塁ランナー川根くんがホームイン。二方さんの執念のセカンドゴロでとうとう同点に追いつく。6番成瀬くんは四球を選ぶと二盗し二死2、3塁。逆転の一打を託された7番小山。しかし打ち上げてしまいサードフライに終わる。
最終回となった6回。OWLSは二階堂さんから小林くんへ交代。ケガ明けながら剛速球は健在。9番田中さんが四球で出塁するが1番鈴木くんは3打席連続三振に倒れるなど無得点。この時点でナナシーの勝ちはなくなる。その裏、最後の守り。先頭1番小林くんを三振に抑えるが2番戸田さんにレフト前ヒットを許す。3番二階堂さんの場面で牽制球をファースト川根くんが弾いてしまいランナーは2塁へ。痛いミスが出てしまいクリーンナップの前に得点圏へランナーを進めてしまう。二階堂さんはセカンドへの進塁打で二死3塁。ここで恐い4番米内さん。積極的に振ってくるが巧くタイミングを外し2球で追い込む。3球目はチップフライ。キャッチャー小山が反応し追いつくが弾いてしまう。すると直後、捉えられた大飛球がレフトへ。サヨナラを確信したOWLSベンチから歓声が上がる。しかしレフト成瀬くんが隣のA面付近まで飛んだ打球に背走しキャッチ。最後に飛び出したファインプレーは優勝の可能性を繋いだビッグプレーとなった。
首位攻防戦に相応しい緊迫の試合はドロー。期待通りのピッチングを見せた二方さん。守備陣もよく守り想定通り。攻撃はチャンスの数ではナナシーが優勢とも言えたが、誤算だったのは得点力。二階堂さんの好投もあったが、決定的な場面であと一本が出なかった。この結果OWLSとの対戦成績は1勝1敗1分け。直接対決の得失点差も同じという全くの五分。しかしリーグ規定では得点率で決めるので攻撃イニングが1イニング少ないナナシーが勝率が並んだ場合優勝となる。優勝ラインは残り3戦で3勝もしくは2勝1分け、負けは許されない。まだまだ気の抜けない戦いが続くが連勝し3年ぶりの優勝に向かって頑張ろう。外野でファインキャッチしたライト丹羽くん、レフト成瀬くんに美技進呈です。

《通算戦績 48勝23敗4分け》

     

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打者成績 凡例...
打順守備選手名123456















1鈴木 隆介投ゴ三振三振三振4 4 231
2長谷川勇四球s右安二ゴ一ゴ4 3 1 11
3川根 勇紀左飛三ゴ左安●3 3 1 1 91
4佐々木 祐介三邪四球四球3 1
5二方 実三振投ゴ二ゴ①o3 3 1 1
6成瀬遊失四球四球s3 1 111
7小山 登志夫★遊飛四球s三飛3 2 141
8丹羽右飛三振三振3 3 11
9田中 剛★三失遊ゴs四球s3 2 215
10中村 三雄
合計 29 22 2 1 1 5 18 10 3 2
投手成績
投手名 投球回数



















二方 実6回0/3110410509200