試合結果 vs PLS
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123456 R
Nanasea 107331 15
PLS 01010x 2
日時2020年10月24日()  12時45分 〜 14時45分
種別 練習試合
球場八王子滝ガ原運動場6面
試合内容恐怖!謎の10割男襲来!? 小山監督は郷土の森第二球場〇面で強い!

リーグ戦勝利の余韻に浸る中、PLSとの2試合目、エキシビジョンマッチが行われた。スタメン決めを筆頭に陣頭指揮を執るのは再び主将・大石智達。チームを勝利に導くことが出来たのか。

先発に抜擢されたのは若き成長株、新尚也。自身5度目の先発起用。前回登板は府中市民球場でのオウルズ戦で3回を投げ6失点と課題を残したが、もともと能力は高い選手。粘りのピッチングに期待した。

オフェンス面では1番に体験・岡部さんを起用。前試合では四球、タイムリーヒットと活躍。要の4番には「番号と気持ちは永遠のエイティーン」中村三雄。5番に吉柳太貴、6番に小山登志夫監督と、Nanaseaを古くから支えてこられた方々の名前が連なった。

試合は一方的な展開となった。投げては新が新変化球を交えながら、3イニングを2安打1失点(自責0)でゲームを作り、リリーフの山下達也は2イニングを1失点。テンポの良いピッチングを披露してくれた。

打つ方で目立ったのは体験・岡部さん。第一打席でセンター前に落とすと、第二打席は打ち取られた打球もセカンドとライトの間にポトリ。このあたりからベンチで「10割くん」とのあだ名がささやかれ始める。第三打席では犠飛を放ち、迎えた第四打席は、第二打席のリプレイのような内外野の間に落とすヒット。ベンチは大爆笑であった。第五打席はベンチ全員が固唾をのんで見守る中、少し力んだか打球は詰まって三邪飛。「10割くん」のあだ名は返上となったが、大いに見せ場を作った。試合後には、「今までの野球人生で一番輝いた日となりました」と、喜びを語ってくれた。

好調キープは小山監督。この試合の4打席全てで出塁。2安打と固め打ち。大振りせず、コンパクトな打撃が光った。4試合連続安打中と打率もV字回復。チーム在籍最終年、最後まで目が離せない。

ここで、小山監督の好調と郷土の森第二球場の復活をお祝いする意味で、近況の小山監督とNanaseaのホームグラウンドと呼ばれる場所での成績についてまとめてみた。



小山監督がNanaseaに入団したのは2004年。野球関連だとイチローが大リーグの年間最多安打記録を更新、国内では球界再編問題で史上初の選手によるストライキが行われた年にまで遡る。

Nanaseaでの初試合は2004年4月24日、浜町公園(中央区)で行われた練習試合に9番DHで出場。ヒットは打てなかったものの、失策による出塁ののち、初得点を記録している。

余談だがこの試合は丹羽さん、成瀬さんもスタメンとして名を連ねており、丹羽さんは四球で3出塁、成瀬さんはヒットと四球で出塁と活躍した。

もっと余談だと、この年の試合数はチーム過去最多の125試合。最多出場は成瀬さんで110試合に参加し、300を優に超える打席数をこなしている。近年のNanaseaの試合数が60試合程度。打席数は多い人でも200立てばいい方ということを踏まえれば、いかに多い数字かと言うことが分かる。

徐々に活動頻度を増やした小山"選手"は2008年には80試合出場で79安打、打率.434を記録するなどチームの中心選手へと成長した後、チーム4代目監督に就任した。

そして2019年年末納会にて、2020年シーズンを以てチームを勇退する方針を明らかにした。チームの誰よりも本拠地から遠方に住んでいながら、誰よりも活動に参加したバイタリティと献身性には頭が下がる思いだ。

今回は勇退後、滅多に府中で野球をする事はないであろう小山監督に敬意を表する意味で府中の主な球場別成績を紹介する。(過去5年分)

【打撃編】
球場 (打数-安打) 打率 打点 本塁打
府中市民球場 (4-2) .500 3 1
郷土の森第一A面 (17-4) .235 2 0
B面 (21-9) .429 5 1
C面 (11-6) .545 4 0
D面 (7-3) .429 0 0
郷土の森第二A面 (35-13) .371 10 3
B面 (132-41) .311 33 6
C面 (163-61) .374 46 7
D面 (143-33) .231 18 1

突出して好成績な球場はないものの、ほぼ全ての球場でハイアベレージを残していることが分かる。強いて言えば「C面」との相性が良く、第一球場では5割超えの高打率、第二では最多の7本塁打、46打点を叩き出している。

監督兼選手の過去5年でこれだけ成績を残しているのだから、選手専念時代まで含めるとより高い数値になるのではないだろうか。また、第一球場の打席数が少ないのは、単純に第二球場に比べて試合数が少ないのもあるが、四球を選んでいることも大きな理由だろう。図らずも選球眼の良さが証明されたデータとなった。

唯一気になったのは第二球場D面の率の低さ。もし小山「元」監督が助っ人として単発で来てくださることがあれば、第二球場D面だけは避けてあげたいところだ。(笑)

これだけの歴史と成績と積み上げた小山監督と一緒に野球ができるのもあと残りわずか。「小山監督、ありがとう」の想いを、言葉とプレーで示す2ヶ月にしましょう。

次週はその小山監督と相性の良い郷土の森第一球場C面でFUNリーグ戦もを含めたダブルヘッダー。絶対勝つぞNanasea!

《通算戦績 50勝7敗2分け》

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打者成績 凡例...
打順守備選手名1233456















1岡部中安s二内●s中犠①右安三邪5 4 3 1 1 271
2中澤右安●s左失●一ゴ四球●遊内①5 4 2 3 1 111
3丹羽四球三振三ゴ投ゴ●4 3 1 1
4中村 三雄遊ゴ四球●2 1 1
4伊藤中失●左本③●2 2 1 2 3
5吉柳 太貴中犠①遊内①三ゴo三ゴ4 3 1 1 2 1
6小山 登志夫★中安四球①●死球●右二4 2 2 2 1 313
7新 尚也中飛左安①●二失●投ゴ4 4 1 2 1 2
8染野三ゴ右安②●s2 2 1 1 2 11
8大石 智達★中安①1 1 1 1
8山下 達也左二●1 1 1 1 1
9鎌田 洸佑三ゴ四球右安①投邪4 3 1 1 1
10野澤二飛遊失中飛左二4 4 1 31
合計 42 34 15 15 13 4 15 7 1 1 1 3
投手成績
投手名 投球回数



















新 尚也3回0/30113120204800 
山下 達也2回0/3117200102700
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