試合結果 vs B.BLACKS
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1234567 R
B.BLACKS 0201010 4
Nanasea 110024x 8
日時2015年9月19日()  13時00分 〜 15時00分
種別 FUNリーグ
球場郷土の森第2球場B面
試合内容リーグ戦も大詰め。先週の敗戦で後がなくなったNanasea。首位を走るB.BLACKSさんとの最終戦。今季は2戦とも1点差で逆転負けを喫して2連敗。年間で全敗は過去にも例がなく絶対に阻止したい。しかしB.BLACKSさんはほとんどの試合で接戦をものにしチームの勢いは今も衰えず。好調相手に背水の陣で試合に挑む。
後攻のナナシーは先発に木下さんを立てる。久々のリーグ戦登板となるが1、2番を簡単に抑え上々の出だし。しかし3番梅原さんに四球を与えてしまうと二盗を決められ、さらに4番吉柳さんにも四球でランナーを溜めてしまう。ここで5番強打者新田さんを迎えるが初球を引っ掛けさせサードゴロで事なきを得た。
B.BLACKS先発は今回も田中さん。先頭1番井上くんは2球で追い込まれるが三遊間を破るヒットで出塁。2番成瀬くんはボテボテのピッチャーゴロ。これをピッチャー田中さんがセカンドへ送球。しかし悪送球となりセンターへ抜ける。それを見て1塁ランナー井上くんは3塁へ。そして3塁への送球を見て成瀬くんは2塁を狙うがベース手前で挟まれてしまう。ホームを狙う動きをする井上くんを目で牽制していた野手をかいくぐり成瀬くんは1塁へ戻って結局1、3塁とする。成瀬くんは二盗を決め無死2、3塁という絶好の形でクリーンナップに回る。3番中澤さんはボテボテのサードゴロ。これに3塁ランナー井上くんが突っ込む。サードも突っ込むがキャッチできずラッキーな形で先制点をあげる。二盗で再び無死2、3塁を作り4番佐々木くん。逆方向に捉えたライナーは当たりが良すぎてレフトライナー。これには3塁ランナー成瀬くんも動けず一死。続く5番小山も逆方向へ捉えるが今度はサードライナー。飛び出した成瀬くんは戻れずゲッツーとなる(動画)。一気に大量点のチャンスだったが結果的には最少失点に抑えたB.BLACKSを盛り上げることになってしまった。
2回表、初回同様簡単に二死とするが8番松原さんにボール先行となると取りにいった球をセンターに返されヒットを許す。二盗を決められ9番田中さん。早々に追い込むがファールで粘られ9球目を右中間へ運ばれタイムリーヒット。さらに10番大庭さんに初球を狙われセンターへ逆転のタイムリーヒット。センター佐々木くんからの好返球で2塁を狙ってオーバーランした大庭さんを1塁で刺し攻撃を切ったが、二死からの3連打で試合をひっくり返されてしまった。
流れはB.BLACKSへ傾きかけた2回裏、一死から7番龍さんが初球を捉えるとレフトオーバーの大飛球。一振りで雰囲気を変える同点HRとなる(動画)。すると8番木下さんが四球で出塁し二盗。送球が木下さんに当たり一気に3塁へ進み一死3塁と逆転のチャンス。ここで9番勝負所に強い丹羽くん。少し浅めだがライトへフライを打ち上げると3塁ランナー木下さんがタッチアップ。バックホームの返球が短く前に出たキャッチャーが追いタッチでセーフのように見えたが判定はアウト(動画)。ナナシーに傾きかけた流れをまたも掴むことはできなかった。
3回は両チーム無得点で落ち着きかけた4回表、いつもと微妙に違うストライクゾーンに苦しむ木下さんは制球を乱しボール先行。先頭はサードゴロに抑えるが2番土橋さんにストレートの四球を与えてしまう。牽制でリズムを取り戻そうとするが二盗を決められると、2塁牽制を悪送球さらにカバーのセンター佐々木くんもまさかの後逸で2塁ランナーが生還し勝ち越し点を許してしまう。その裏は4番佐々木くんからの攻撃だったが3者凡退に倒れB.BLACKSの勢いが増す。
5回からは制球に苦しみ投げにくそうな木下さんから2番手二方さんにスイッチ。先頭6番篠原さんにヒットを打たれるが、目下リーグ首位打者の若杉さんを6-4-3のゲッツーに打ち取りこの回無失点で抑える。するとその裏、先頭7番龍さんが右中間へ2ベースを放つ。8番木下さんは左中間へ大きな当たりだったがレフトが追いつきキャッチ。ハーフに出ていた2塁ランナー龍さんはタッチアップできず。しかし三盗を決め取り返すと9番丹羽くんはセカンドへ巧く転がすゴロ。前進守備のセカンドはホームを刺しにいくが間に合わずフィルダースチョイスで同点に追いつく。丹羽くんはWPで2塁へ進み打席に10番小野澤くん。泳いで当てただけのバッティングはファースト前方への小フライ。これにファースト三嶋さんがスライディングキャッチを試みるが落球しボールは1塁ベンチへ。ボールデッドとなりテイク2。2塁ランナー丹羽くんが生還となり思わぬ形で逆転に成功する(動画)。ここでB.BLACKSは先発田中さんを諦め2番手新田さんに交代。小野澤くんは三盗を決め一死3塁。ここで1番井上くんはレフトへ打ち上げる。浅めだったが3塁ランナー小野澤くんは迷わずタッチアップ。しかしレフト大庭さんの正確なバックホームに阻まれこの試合3つ目のゲッツーを喫する(動画)。逆転したもののどうも流れを手繰り寄せきれない展開となる。
すると6回表、先頭10番大庭さんに死球を当ててしまうとエラーやWPで二死2、3塁のピンチを招く。1番山下さんに四球を与え満塁とすると2番土橋さんにもボールが先行。3ボール1ストライクからの5球目が外れまさかの押し出しで同点としてしまう。3番梅原さんは三振で抑え逆転は許さなかったが、過去2試合の展開が過る流れだった。
試合は同点で終盤6回裏、引き分けも避けたいナナシーは点を取りに行くしかない。前の回から登板の新田さんは抜け球が多少目立つ。それを見極めた2番成瀬くん、3番中澤さんが連続四球で出塁すると、4番佐々木くんはセカンドへのゴロがエラーとなり無死満塁の大チャンスを迎える。ここで5番小山は初球を叩くとライト線へタイムリーヒットを放ち再び勝ち越すと6番二方さんも右中間へのタイムリー(動画)。2塁ランナー佐々木くんも還り一気に3点差とする。さらに8番木下さんの内野ゴロの間にもう1点追加しこの回4得点。引き寄せきれなかった流れを連続タイムリーで一気に掴む攻撃となった。
7回表、4点差にさすがのB.BLACKSも気落ち気味。二方さんが本領発揮し三振・センターフライ・三振と三者凡退に抑え緊迫の接戦を制した。
初回、2回、5回ともっと得点できた場面で取れなかったため攻めている割に点が入らない。それどころかワンチャンスで追いついて逆転するB.BLACKSさんに流れがあったのでしょう。ですが龍さんのHRと2ベースはその嫌な流れを断ち切りナナシーに勢いを与えました。終盤までもつれましたが間違いなくMVPでしょう。ナイスバッティングでした。優勝へ向け残り全勝は必須ですが、チームに勢いを付ける大きな1勝でした。ナイスゲーム!
ゲッツーを決めた中澤さん木下さん、ファーストで柵際のフライを好捕した龍さん、勝利打点の小山に美技進呈です。

《通算戦績 31勝3敗1分け》

     

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打者成績 凡例...
打順守備選手名123456















1井上 真左安●一ゴ左飛3 3 1 1
2成瀬投犠s四球四球●3 1 1
3中澤三失s三ゴ四球●3 2 1 11
4佐々木 祐介左直二ゴ二失●3 3 1 1
5小山 登志夫★三直二ゴ右安①3 3 1 1 1 1
6二方 実遊飛三振右安②3 3 1 2
7左本①●中二●s遊ゴs3 3 2 2 1 21
8木下 直義★四球s左飛三ゴ①3 2 1 121
9丹羽右飛二野①●二ゴ3 3 1 1
10小野澤 貴将三振一失s2 2 1
11中村 三雄
12井上 正昭※
合計 29 24 5 8 6 6 3 4
投手成績
投手名 投球回数



















木下 直義★4回0/3230131306800 
二方 実3回0/3010322104710