COSOL HEARTS

試合結果 vs 香港野球部
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123456 R
香港野球部 030205 10
COSOL HEARTS 004000 4
日時2015年8月1日()  10時00分 〜 12時00分
種別
球場小松川橋上流野球場25面
試合内容●総評(0)
チーム創立以来初(?)となる連勝で、上昇ムードが高まりつつある中、
2015年7戦目のお相手は、初対戦の香港野球部様。
先日、グラウンドで直接お声掛けいただき、対戦させていただくことに。
ネットでのマッチメイクが当たり前になった昨今では珍しいパターンかもしれませんが、
このような形で交流の輪が広がっていくのは、本当にうれしい限りです。

(以下、敬称略)
連日暑い日が続くが、この日も東京は気温35度の猛暑日…。
風も弱め。
外野フライが取りやすくていいなぁ…ではなく、とにかく暑い。
じゃんけんは安定の負けっぷりで、COSOL HEARTS後攻に。
ギラギラと照りつける太陽に、試合開始前から体力を削られつつ、プレーボール。

1回表、先発フジワラのストレートは、早くもトップギア!!
上位打線相手に、高めのストレートで空振り三振を取りまくる、上々の立ち上がり。
ボールを受けるミヤガワが、「これだよ、これ!」と内心小躍りしてしまうほどの豪速球。
燻り続けていたWエースの一角が、遂に覚醒か?

この日の打順は、今年度の打率が低いメンバーから上位に並べてみた。
秋の大会に向けてそろそろ目を覚ましてもらおうという狙いがあるが、どうなるか?

1回裏、早速期待に応えて…と思いきや、カラッ揚がったフライ3連発。
これは、この後の爆発への前フリ?
はたまた、「本日の定食はフライ定食」というフラグ成立か?

2回表、早くもイベント発生。
初回好投したフジワラが、いきなり乱調に。
制球が定まらなくなり、先頭から四球を連発。
試合後のインタビューによると
「カーブを2球投げたら、リリースがわからなくなって、イップスになってしまった」とのこと。
ストレートも置きにいくようになってしまい、完全に別人に。
この状況を相手が見逃してくれるはずもなく、しっかりと3点を先制される。

反撃に出たい2回裏。
打順は4番から。
ガンガン仕掛けて、まずは1点と思っていたが、またもや無得点。
うむむむむ…。

3回表、引き続きマウンドにはフジワラが。
ここを乗り切れるかどうかで、ピッチャーとしての資質が試される。
制球に不安を抱え、暑さでいつも以上にスタミナを削られた中での投球は、
若干ヒヤヒヤさせるものがありつつも、なんとか粘って無失点に。
調子を崩しても、何とかするのがマウンドに立つ物の責務。エースの意地を見せた。

その裏、遂に反撃の狼煙が上がる。
香港野球部先発投手も暑さにやられたのか、急に制球を乱してしまい、四球を連発。
押し出しから1点を返すと、更にエラー等に畳み掛けて一挙4点。
打ちまくって得点を上げたわけではないのが我々らしいが、見事逆転。
これが連勝中のチームが持つ力なのか。

4回表、もう1人のエース、タカベがマウンドに。
ガラスのエースの名にふさわしく、何かしらの故障を抱えていることが多いが、
ボールの質は間違いなく一級品。
この日はDL明けだったが、それを感じさせないボールを投げ込み、チームを安心させた。
しかし、残念ながら不運な安打等もあって、勝ち越し直後に再度逆転を許してしまう。
この辺りは、ブランク故か…。

4回裏、香港野球部がピッチャー交代し、ここから流れが変わる。
これまでの軟投派左腕から本格派右腕に代わり、
COSOL HEARTSは急激な球速の変化対応しきれず凡打を連発。
香港野球部は堅実な守備で確実にアウトを取り、隙を与えない。

一方、COSOL HEARTSは徐々に暑さによる体力低下にやられはじめる。
守備の1歩目が遅れたり、ベースカバーを忘れたり、走塁の貪欲さがなくなって
しまったりと、様々なボロが出てしまった。
これもインドアな仕事のツケなのか?

結局、猛暑の中でも最後まで集中力を切らさなかった香港野球部に、
勝利の軍配が上がった。

残念ながら3連勝とはいかなかったが、収穫はあった。

まず、守備が改善された。

特に、前の試合でエラーを連発してしまい、リベンジに燃えていたフナツが、
しっかり借りを返した。
ニュースパイクを導入し、静かな闘志を見せていたが、見事結果を出した。
今回のような守備を見せられれば、安心してホットコーナーを任せられるだろう。
また、難しいフライを見事にもぎ取ったサイキ、
ショートのファンブルに見事なカバーリングを見せたスギモトも、今後に期待を持たせた。

そして、なんだかんだで4点をもぎとり、一時的とはいえ勝ち越していたことは、
素直に評価しておきたい。
この得点能力は、昨年度には見られなかった。
チームの1点への貪欲さの表れと言えるだろう。

一方、体力不足という課題も浮き彫りになった。

猛暑でバテてしまったメンバーが数名おり、
試合終盤のダメ押されにつながってしまった。
正直、暑すぎるとは思うが、気温については条件はみんな同じ。
「バテて負けた」ではいささか寂しいので、体力をつけたいところ。

暑い夏はまだまだ続く。
猛暑を乗り越えた先に、秋の栄光が待っている。
次の試合も頑張ろう。

[ The Player Of Game ]
●フナツ
サードの守備の借りは返した。
次はバットの借りも返すとしよう。

●カモチ
今やチームの声出し番長。
猛暑の中でもチームを鼓舞し続ける姿は、褒める言葉しか見つからない。



最後になりますが、対戦いただいた香港野球部様、
本当にありがとうございました。

打者成績 凡例...
打順守備選手名123456















1ムラナカ 右飛四球●遊ゴ3 2 1
2フジワラ 遊飛三ゴ●三振3 3 1 2
3フナツ 一飛三振三振3 3
4シンヤ 捕飛三失s投ゴ3 3 1
5スギモト 三振四球遊内3 2 1
6サイキ 四球投飛三振3 2 1
7ノハラ 二ゴ捕ゴ2 2
8カモチ 四球●s三ゴ2 1 1 1
9タカベ 中二①投失2 2 1 1
10ミヤガワ 四球●遊ゴ2 1 1
合計 26 21 2 4 1 2 2 1
投手成績
投手名 投球回数



















フジワラ 3回0/333033030000 
タカベ 3回0/357052040000