試合結果 vs インパルス
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インパルス 0000402 6
大阪ダイナマイツ 3011002 7
日時1999年11月20日()  13時00分 〜 14時50分
グループ
種別 不惑の爆走!歓喜のサヨナラ!!
球場服部緑地野球場A面
試合内容ダイスポ!
ダイナマイツスポーツ!!

いやはや、今回もまた穏やかな秋晴れの陽気の中で試合は行われました。
さて、ダイナマイツは初回から四球・盗塁・タイムリーと鮮やかな速攻を決めてこの回計3点を先制。その後も少ないチャンスを生かし、小刻みに得点を加えて先発・高橋投手を盛り立てます。
ところが5回、それまで順調に抑えてきた高橋投手が突然つかまり、四球をはさんで5安打を集中され、一気に1点差まで詰め寄られます。この回を守備陣の好守でなんとか凌ぎ、続く6回の無死2塁のピンチもセンター・植田選手の美技で併殺で切り抜け、1点リードのまま迎えた最終回。さぁ、ここからがドラマのいいところ!!
簡単に2死を取ったものの、相手もそう簡単に引き下がってはくれません。安打の走者を1塁において、次打者の放った一打は高々とレフトへ上がります。『越えろ』『越えるな』両軍の二つの想いを乗せた打球は、見上げるダイナマイツナインを尻目にフェンスの向こうへ…。土壇場の逆転本塁打、喜ぶ相手ベンチを横目に見ながら、呆然とするダイナマイツナイン。う~ん、絵になる。
などと言っている場合ではない。まだ7回裏が残ってるのだ、と気持ちを切り替え、最後の攻撃は2番からの好打順。先頭打者が相手の失策を誘い、ちょっと怪しい(?)プレーはさんであっという間に無死1・3塁のチャンスを作れば、頼れる4番・更谷選手が見事タイムリーを放ってまず同点。1人倒れた後、なおも続く1死1・2塁で大ベテラン・山田慶選手の打球がライトの頭上を襲います。これで2塁走者・更谷選手が年齢を感じさせない(でも重量感は伝わる)爆走で3塁を回って一気にホームへ。最後は気迫のヘッドスライディング(真相は闇の中…)で歓喜の再逆転サヨナラ勝ち!!。
うむむ。ウチもウチなら、相手も相手。なかなかの好ゲームでしたなぁ…。しかし、監督の爆走でめっちゃ影が薄くなってますが、このサヨナラゲームを決めたのは本文にもある通り、チーム最年長・山田慶選手です。忘れないように感謝しましょう。(^^ゞ

発行者:金澤 弘昌