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試合結果 vs アマティアス
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HondaCars埼玉Rookies 0110035 10
アマティアス 2001040 7
日時2019年9月24日(火)  10時00分 〜 12時30分
種別 火曜日リーグ
球場新狭山公園野球場
試合内容火曜日リーグ第11戦 対アマティアス

10月の埼自販大会前最後の実戦。これ以上負けるとリーグ戦2連覇が厳しくなるので負けられない試合なのは間違いないが、それ以上にこの試合は勝ちたいという皆の強い気持ちが…執念が後半の逆転劇に繋がったような…そんな試合だった。

初回の攻撃。1死から2番#9加藤が四球で出塁するが続く#5馬場が初球を打ち6-4-3の併殺に倒れる。結局3人で攻撃を終える。

その裏。ルーキーズ先発は#11今野。先頭打者を平凡なセカンドゴロに打ち取るがこれを#10佐藤がまさかのエラー。後続にも四球と内野ゴロ等で1死2、3塁とピンチを迎える。 ここで相手4番にライト前へ落とされいきなり2点を失うが、ここは2塁を狙った打者走者を#15桑田がよく見ており2塁で封殺。好判断を見せる。

先週の試合に続きいきなり2点のビハインドを背負う苦しい展開だがこの回先頭の4番#31木村がレフトオーバーのツーベースを放ちチャンスメイク。続く#3上田も四球で繋ぎチャンスを拡大。しかしここで早く追いつきたい焦りからか走塁ミスが出てしまい重苦しい雰囲気が漂う中、今度は相手の守備にミスが出てラッキーな1点が転がり込む。更に2死2、3塁のチャンスで一気に逆転を狙いたい場面だが後続が倒れ1点止まり。流れを引き寄せられず…

続く3回の攻撃。この回先頭の#11今野がセンターオーバーのツーベースを放つ。#14大橋が四球で繋ぎ無死1、2塁の場面で2番#9加藤が送りバントを決める。
ベンチのサインは【打て】だが打ちたい気持ちを抑え自分の判断で自己犠牲し、チャンスを広げた姿に#9加藤の勝ちたいという気持ちを感じたプレイだった。
その気持ちに応えるかのように#5馬場がライト前にタイムリーを放ち同点に追いつく。
その後1死満塁を作り、またしても逆転のチャンスだったがここも後続が打ち取られ同点止まり。重い展開が続く…

相手ピッチャーは緩急を駆使し、何とかタイミングを外そうとしてくるのに対し打線はスローボールをことごとく引っ掛け内野ゴロ、または力んで内野フライを上げてしまう。対する#11今野は2、3回を無失点で切り抜け持ち前の粘りの投球を見せるが、4回に悪癖が出てしまい、先頭打者から4連続四死球で押し出しの勝ち越し点を献上してしまう。更に無死満塁。大量失点も覚悟していたところで2者連続三振を含め後続を打ち取り、最小失点に抑える。

終盤継投策を考えていたところだったが続く5回のピッチングは相手の上位打線を5球で退け攻撃へのリズムを生み出す。
6回の先頭から継投するつもりでいたが5回があまりにも簡単に抑えたおかげで継投のタイミングが難しくなってしまった。

#11今野がピッチングで攻撃へのリズムを作ってくれたおかげで6回表の攻撃で逆転に成功する。
相手もこの回から継投に入り苦手な左腕がマウンドに上がるが先頭の#3上田が綺麗に三遊間を抜き出塁。続く#15桑田がレフトへタイムリー。相手の中継が乱れる間に一気に#3上田が生還し同点。更にランナーがスコアリングポジションに残りこの試合3度目の逆転のチャンス。だが#13有山、#10佐藤と凡退してしまい2死…ここで逆転出来ないと流れ的に嫌な感じだったが、代打#8大久保が値千金の逆転ツーランホームランを左中間に叩き込み5-3と試合をひっくり返した。

代打で結果を残すのはプロでも難しく、ましてやプレッシャーの掛かるチャンスの場面で最高の結果を出してくれた。ベンチまで集中力が伝わってくるような素晴らしいバッティングだったと思う。
更に#11今野がこの試合2本目のツーベースを放ち続く#14大橋の打球はレフト前へ。2塁走塁#11今野が激走するも相手の中継プレイに阻まれ本塁でタッチアウト。

その裏のピッチングに影響が出ないか心配しつつも6回のマウンドに上げるが不安が的中してしまう。
先頭にいきなり死球を与えると連続ワイルドピッチ…1死後連続四球で満塁後またもワイルドピッチであっさり1点差…その後2死満塁から痛恨の走者一掃タイムリースリーベースを打たれてしまう。これで5-7…終盤にきて重い2点がのしかかる。

この回の途中#33日下に投手交代も考えたが、余程のことがない限り回の途中からのリリーフは避けたく、また#33日下も久しぶりのマウンドなので楽な場面で投げさせたかった…その結果#11今野を引っ張り過ぎ逆転を許してしまったのは明らかに継投のタイミングを誤ったと悔いが残り改めて継投の難しさを痛感させられた。

しかし最終回驚異的な粘りを見せ再逆転に成功する。
まずは先頭の#9加藤が死球で出塁し果敢に盗塁を決める。続く#5馬場がレフトへタイムリーを放ち1点差。その後1死2塁から#3上田がピッチャー強襲の内野安打。相手の送球ミスの間に2塁走者が生還し同点。土壇場で7-7の同点に追いついた。
その後#15桑田の進塁打、#13有山も内野安打で続き盗塁も絡め2死2、3塁。このチャンスで迎えるバッターは#10佐藤。
#10佐藤は今シーズンここまで打率1割台…ベンチは正直代打#1田中陽も一瞬よぎったが、ここはキャプテンのバットに託す。#10佐藤は2球で追い込まれるもその後ファールと持ち前の選球眼で粘りカウント2-2からの6球目。見事期待に応え右中間へタイムリーツーベース。初回のミスを帳消しにするキャプテンが放った起死回生の一打で再逆転に成功する。これで9-7。その後気落ちした相手のエラーが絡みダメ押し。この回5点を上げ底力を見せつけた。

最終回の守り。久しぶりのマウンドながらベンチの心配をよそに#33日下が完璧なピッチングを披露。相手は2番から始まる好打順だったが威力充分なストレートと鋭く早く曲がるスライダーを武器に三振1つを含む三者凡退に退けゲームセット。#33日下はまだ長いイニングを任せるには未知数だがストッパーとして球威とコントロール、メンタルの強さを見せてくれたのは大会に向けて収穫だった。

そして何より…この試合だけは絶対に勝ちたい…勝利を捧げたい…その執念のような皆の想いを感じた胸が熱くなる一戦でした。

打者成績 凡例...
打順守備選手名1234567















1大橋 寛之二飛四球二ゴ左安二ゴ5 4 1
2加藤 円樺四球二安s死球●s4 1 1 1 2
3馬場 賢太朗遊併右安①s遊ゴ左安①4 4 2 2 1
4木村 祐樹左二k四球遊ゴ三失●4 3 1 1
5上田 竜雄四球●遊ゴ左安●投内①●4 3 2 3 1
6桑田 修平一飛投ゴ左安①●一ゴ4 4 1 1 1
7有山 綾遊失①s三ゴ投飛三内●s4 4 1 1 1 2
8佐藤 義人四球s右飛二ゴ中二②4 3 1 1 2 11
9渕上 拓也三ゴ四球s2 1 1
9大久保 将司左本②●1 1 1 1 2
9高島 邦治三失1 1
10今野 雄太郎中二●右飛左二三失①4 4 2 1 1
10日下 陽一
合計 41 33 13 10 10 7 1
投手成績
投手名 投球回数



















今野 雄太郎6回0/367327833011850
日下 陽一1回0/3003100001200
サポート
塚田 恵美子 スコア