試合結果 vs フェニックス
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12345 R
フェニックス 25100 8
大阪ダイナマイツ 1039x 13
日時2000年6月24日()  15時10分 〜 16時45分
グループ
種別 若き主砲!会心の逆転満塁弾!!
球場千里北町公園野球場
試合内容ダイスポ!
ダイナマイツスポーツ!!

6月も下旬となれば梅雨真っ盛り。前日までの雨でグラウンド状況が心配されましたが、梅雨の合間に訪れた晴れ間の下、なんとか試合は行われました。

しかしこの日の先発・堤投手が立ち上がりからいまひとつ。味方の失策も絡んだものの、初回に2点、さらに1点を返した直後の2回にも満塁のピンチを招きます。ここから押し出しの四球に続き、相手の4番打者に鮮やかな満塁本塁打を被弾し計7失点。う~ん、今日もこのまま敗れてしまうのか?。ナインに重苦しい空気が漂い始めます。
それでも4連敗だけは喫するものかと、とにかく取られたら取り返す!の精神ですぐさま3点を返し、反撃の姿勢を忘れません。

そして4点差で迎えた4回裏、この日の気温と湿度のせいで、相手投手もさすがに疲れてきたのでしょうか、ここまでの粘りが実を結びます。
安打と四球などで2点を返してなお無死満塁、ここで打席に立ったのは、ダイナマイツには数少ないパワーヒッター、田崎選手!。
絶好のチャンスにも気負うことなく、軽く振り抜いたバットが白球を見事に捉えて弾き返します。快音を残して梅雨空を切り裂いた打球は、レフト側フェンスの向こうへと消えていく値千金の逆転満塁本塁打っ!!。
この1打で勢いを取り戻したダイナマイツは、相手投手の交代後も攻撃の手を緩めず、結局この回一挙9点をあげて試合を決定付け、ついに連敗を脱出したのでした。

いやしかし、空飛ぶ満塁本塁打の応酬となったこの試合でしたが、草野球にしては珍しいこともあったものです。こんなに一喜一憂できるとは。
いや~、野球って、ほんとにいいもんですねぇ…。(^^)

発行者:金澤 弘昌