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日時 | 2002年6月8日(土) 11時10分 〜 12時55分 |
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グループ | |
種別 | Scene7.「暗転」 |
球場 | 浅香中央運動場 |
試合内容 | ダイスポ!
ダイナマイツスポーツ!! この日の試合、流れが大きく動き始めたのは、ダイナマイツ1点のリードで迎えた中盤5回。安打と2四球で得た無死満塁のチャンスに、次打者・天宅選手が受けた死球による押し出しで追加点を挙げたものの、後が続かず最少得点に終わってしまいます。 続く6回にも2四球と安打で再び無死満塁を作り出しますが、ここは相手投手に見事な踏ん張りを見せつけられ、なんと後続が3者三振。2度続いた無死満塁の絶好機に、適時打も犠飛も生まれず1点しか奪えなくては、白星を乗せた天秤が相手チームに傾き始めても不思議はありません。 2点のリードを保ったまま、なんとか逃げ切りを謀りたいダイナマイツに6回裏、とうとう悲劇が訪れます。 3つの失策で逆に満塁のピンチを迎え、次打者の打球は途中から遊撃の守備に着いていた堤選手の元へ。そしてこの打球が差し出されたグラブの下をすり抜け、この回4つ目の失策となった瞬間、傾いた天秤に最後のひと押しが…。外野手のカバーが遅れ、芝の上を転々と抜けていく間に打者走者までが本塁へ生還し、試合は一気に暗転。 それでもこのまま終わったのではあまりにも芸がないと、ダイナマイツも意地を見せます。 最終回に今日3度目の満塁を演出し、金澤選手の適時打で1点差に詰め寄ると、植田選手凡退の後、金田選手の四球でまたまた満塁に。しかし…1度ひっくり返った流れは、なかなか元には戻らぬもの。最後の打者・山田浩選手の強い当たりも、相手遊撃手にあっさり捌かれゲームセット…。 勝てる可能性のあった試合を落とし、入団が決定した吉田投手には自責点0で黒星を付けてしまったこの借りは、次の試合以降で必ず返しましょう!! 発行者:金澤 弘昌 |